第199回 都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナール

2015年07月18日

都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナールは、広く社会に都市安全研究センターの活動を広く公開するとともに、関連する各分野の皆様からの報告を通じて、安全な社会としていくための研究や実践のあり方を議論しています。大学の教職員・学生のほか、安全・安心に関心を持つ市民の方々や、コンサルタントなどの民間企業の方々、自治体の消防・建築・地域関係の職員の皆様などが参加されています。

参加費は無料で、事前登録不要です。ご興味のある方は遠慮なくご参加ください。

開催概要

日時
2015年7月18日(土) 14:00~17:00 (開場 13:30)
会場
神戸市役所4号館 (危機管理センター) 1階会議室
(所在地: 兵庫県神戸市中央区江戸町97-1、TEL: 078-322-5740)
司会
神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦
主催
神戸大学都市安全研究センター
共催
神戸市消防局
後援
兵庫県
お問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
(所在地: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1、TEL: 078-803-6437、FAX: 078-803-6394)
詳細情報
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/

プログラム

1. 開発協力と防災・減災、復興

高田 裕彦 独立行政法人国際協力機構 (JICA)関西国際センター次長,神戸大学都市安全研究センター客員教授

防災・減災、大規模災害からの復旧・復興については、国際社会がともに取り組むべき課題です。特に、開発途上国においては、災害に対する脆弱性が高く、政府による公助の能力の制約が大きいため、防災・減災及び復旧・復興は、開発協力の主要な課題のひとつにもなっています。わが国が行う、防災・減災、大規模災害からの復興支援の協力のいくつかの事例についてご紹介するとともに、開発の在り方そのものが防災能力の高さにかかわっているのではないかという点について、お話しさせていただければと思います。

2. 台風ヨランダにおけるフィリピン・レイテ島での避難対応

ピニェイロ・アベウ 神戸大学都市安全研究センター特別研究員

2013年11月、台風ヨランダがフィリピン中部に上陸し、レイテ島を中心に沿岸部の住宅地が壊滅的な高潮被害を受け、多くの犠牲者を出した。一方、最大被災地タクロバン周辺に位置するドゥラグ町等では、町長による避難指示に伴い、海岸付近にて人的被害が生じなかった事例も見られる。現状では該当地域の避難行動について具体的な検証は行われていない状況にあり、本発表では、ドゥラグ町・タクロバン町・バセイ町における現地調査に基づき、行政及び住民自治組織による地域住民の避難誘導状況、事前の避難体制の効果とその有効性などについて報告し、高潮災害に備えた避難計画を検討する上での今後の課題を整理する。

3. ソロモン諸島首都の大水害の影響とその緩和方法:食生活への影響を中心に

中澤 港 神戸大学大学院保健学研究科教授

(都市安全研究センター)