公開フォーラム「文化財防災体制についての国際比較研究」

2015年10月24日

チラシ(PDF形式)

地域社会に多様な歴史資料が豊富に残されている日本では、多発する自然災害や人口減少などの影響で、歴史遺産は散逸・滅失の危機にさらされています。とくに阪神淡路大震災から東日本大震災を経て、未指定文化財を含む幅広い歴史・文化遺産をどのように守り、次世代へと継承していくのかが大きな課題となっています。
同様に膨大な文化財を有するイタリアでは、全土の様々な文化財情報を地理情報(GIS)と連動させて総合的に管理する「文化財危険地図」(文化財のリスクマップ、Carta del Rischio)の構築・運用が進められています。このフォーラムでは、イタリア国立保存修復高等研究所で「文化財危険地図」の情報システム責任者を務めるカルロ・カカーチェ氏を招き、イタリアの文化財保護について理解を深めるとともに、日本の現状も踏まえて、国際的な視点から歴史文化・災害文化を支える市民社会のあり方について議論したいと思います。

【開催概要】

日時  2015年10月24日(土) 13:00~17:30
会場  神戸大学瀧川記念学術交流会館

内容
ご挨拶  北後明彦氏(神戸大学都市安全研究センター長)
栗原祐司氏(独立行政法人国立文化財機構本部事務局長)
趣旨説明 奥村弘(神戸大学人文学研究科教授)
講演 カルロ・カカーチェ氏(イタリア国立保存修復高等研究所)
「イタリアにおける文化財危険地図システムの構築と運用について」
コメント 村上裕道氏(兵庫県教育委員会事務局参事兼文化財課長)
朝賀浩氏(文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官)
パネルディスカッション
※遂次通訳あり

主催
科学研究費基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」研究グループ(研究代表者・奥村弘)、東北大学災害科学国際研究所
共催
神戸大学都市安全研究センター
協力
神戸大学人文学研究科地域連携センター、神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室
後援
独立行政法人国立文化財機構、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、イタリア文化会館-大阪、神戸新聞社、朝日新聞神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞神戸総局、日本経済新聞神戸支社、産経新聞神戸総局、サンテレビジョン、NHK神戸放送局

問い合わせ先
神戸大学人文学研究科特命講師  吉川圭太
E-mail:yoshik@port.kobe-u. ac.jp
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(人文学研究科)