第204回 都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナール

2015年12月19日

都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナールは、広く社会に都市安全研究センターの活動を広く公開するとともに、関連する各分野の皆様からの報告を通じて、安全な社会としていくための研究や実践のあり方を議論しています。大学の教職員・学生のほか、安全・安心に関心を持つ市民の方々や、コンサルタントなどの民間企業の方々、自治体の消防・建築・地域関係の職員の皆様などが参加されています。

参加費は無料で、事前登録不要です。ご興味のある方は遠慮なくご参加ください。

開催概要

日時
2015年12月19日(土) 14:00~17:00 (開場 13:30)
会場
神戸市役所4号館 (危機管理センター) 1階会議室
(所在地: 兵庫県神戸市中央区江戸町97-1、TEL: 078-322-5740)
司会
神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦
主催
神戸大学都市安全研究センター
共催
神戸市消防局
後援
兵庫県
お問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
(所在地: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1、TEL: 078-803-6437、FAX: 078-803-6394)
詳細情報
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/

プログラム

1.「スロー地震」から探る巨大地震の姿

廣瀬仁 神戸大学都市安全研究センター准教授

近年の地震・測地観測網の整備によって、それまで知られていなかった種々の 「スロー地震」が、西日本を中心に見出されてきています。それらの多くは南海トラフ沿いの巨大地震震源域と隣接する場所で発生しており、巨大地震発生とも深くかかわって いると考えられます。そのため、「スロー地震」について研究することで、巨大地震 像・発生メカニズムについても理解が深まることが期待されます。本講演では、地震とはどのような自然現象なのか、という基礎的な事項から、「スロー地震」と巨大地震との関係性という最新の研究内容についてお話ししたいと思います。

2. 最近の地域やイベントにおける危険物関連事故の発生について

鶴田俊 秋田県立大学システム科学技術学部機械知能システム学科教授

日本経済の成長と共に充実した社会インフラは、老朽化の時期を迎えています。 日本の人口構成も少子高齢化が進行し、効率的な生産活動による経済活性化は、困難になっています。これからは、地域の特徴を生かし、文化的にも経済的にも新興国を引き付けることが、日本にとって必要となっています。観光資源としてテーマパーク、伝統的な花火大会等が注目されています。ところが、仮設の設備を用いたイベントで多くの死傷者の発生する事故が、日本国内を含め数多く報道されています。日本の社会が安全でないと新興国にとって魅力的な国とはなりません。日頃、当然のように享受している社 会の安全をどの様に計量し、目標設定し、対策を講ずるかについて考えてみたい。

(都市安全研究センター)