地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割~広域災害への備えと人材育成~」

2016年11月12日

阪神・淡路大震災以降、全国で相次いで地震などの大災害が発生するなか、各地で歴史文化資料の保全に取り組む「歴史資料ネットワーク」が結成され、その数は現在24団体にのぼりますが、その多くは地方国立大学に事務局を置き、そこを拠点として活動しています。
 地域歴史文化資料の保全・継承にあたっては、災害発生後の救出活動だけではなく、平時からの取り組みがより重要であることが明らかになっています。地域歴史文化資料の所在確認を進めることに加えて、地域づくりなどへの活用を促すことで、地域の人々の関心を高めていくことが、地域歴史文化資料を保全・継承するために不可欠です。地域歴史文化資料は、それに意義を見出し、残していこうとする人々の営為があって、地域の歴史文化遺産として継承されていくものであると考えるならば、一握りの専門家だけではなく、多様な価値観を持つ一般の人々がその担い手となることが望まれます。
 各地の大学は、そうした担い手を育成するための教育・研究拠点としての役割も果たしています。神戸大学が中心となるCOC+事業「地域創生に応える実践力養成ひょうご神戸プラットフォーム」でも、事業を推進する五つの領域の一つとして「歴史と文化」領域を設定し、地域歴史文化の担い手を育成する教育プログラムの開発をおこなっています。こうした災害からの地域歴史文化資料の保全や、その担い手育成のためには、大学間、さらに大学共同利用機関の連携による基盤の構築が必要となります。神戸大学では人間文化研究機構や東北大学とともに大学ネットワークの形成も進めています。
 こうした動向をうけまして本フォーラムでは、これまでの地域歴史文化をめぐる、各地の大学の取り組みの成果や到達点を改めて確認し、今後の課題解決や連携強化に向けて議論をしていきたいと考えています。


■ご案内ちらし(PDF形式)
開催概要
・日時 2016年11月12日(土) 13時~
・会場 神戸大学文学部C棟5F大会議室
・参加無料・事前申込制(定員70名)
・詳細・申し込み方法
  ご案内ちらし(PDF形式) 裏面をご覧ください
・申込締切 2016年11月7日(月)
・報告
   奥村 弘(神戸大学地域連携室長)
   佐藤大介(東北大学災害科学国際研究所准教授)
   伊藤昭弘(佐賀大学地域学歴史文化研究センター准教授)
   寺内 浩(愛媛大学法文学部教授)
・お問い合わせ先
  神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター 
  担当:木村修二(特命講師)
  TEL&FAX: 078-803-5566
  e-mail: kimura.schuji■silver.kobe-u.ac.jp
      ※■を@(半角)に変えてください。
・関連リンク
   人文学研究科地域連携センター
・主催 : 神戸大学大学院人文学研究科
     神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター
・共催 : 人間文化研究機構(国立歴史民俗博物館・国立民族学博物館)
     東北大学災害科学国際研究所
     COC+ひょうご神戸プラットフォーム協議会
・協力 : 科学研究費補助金基盤研究S
     「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」研究グループ

(人文学研究科地域連携センター)