シンポジウム「責任無能力者による不法行為と『家族』の責任」

2017年03月29日

近時、小学生による事故が問題となったサッカーボール事件(最判平成27年4月9日民集69巻3号455頁)、認知症の高齢者による事故が問題となったJR東海事件(最判平成28年3月1日民集70巻3号681頁)のように、責任無能力者の家族の責任が問題となった重要な判例が相次いで出されました。
 こうした判例については、さまざな評価がなされていますが、こうした問題においては、被害者の救済のあり方とともに、不法行為法における「家族」の位置づけ、責任能力を欠く者による不法行為ついて、加害者の家族がどのように関わるのかが問われているといえます。本シンポジウムは、高齢者による交通事故の増加にみられるような高齢化に伴う社会現象、そして、家族の役割についての社会の認識の変化等をふまえ、こうした問題を考え、現行法の解釈論のほか、将来の制度設計を検討するものであります。

開催概要

日時:
2017年3月29日 (水) 13:00~17:00
場所:
神戸大学六甲台第1キャンパス本館 206教室 (※会場が変更になりました。)
主催:
科学研究費基盤研究 (A)「私人の権利行使を通じた法の実現-法目的の複層的実現手法の理論家と制度設計の提案」
(研究代表者:窪田 充見)
問い合わせ先:
神戸大学法学研究科「法の実現」科研 E-mail:skhj@people.kobe-u.ac.jp
プラグラム詳細、シンポジウムお申し込みについては、 こちら (PDF形式) をご確認ください。

(法学研究科)