第166回 都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナール

2012年11月17日

都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナールには、都市安全研究センターの各研究室の在学生のほか、卒業生、自治体の都市・建築・消防関係の職員、コンサルタントのスタッフ、安全・安心に関心を持つ市民等が参加されています。

参加費は無料です。ご興味のある方は遠慮なくご参加ください。

開催概要

日時
2012年11月17日 (土) 14:00~17:00
会場
神戸市役所4号館 (危機管理センター) 1階会議室
(所在地: 兵庫県神戸市中央区江戸町97-1、TEL: 078-333-0119 (消防))
司会
神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦
お問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
(所在地: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1、TEL: 078-803-6437、FAX: 078-803-6394)
詳細情報
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/

プログラム

1. 青海 (玉樹) 地震の復興事例とチベット地域の防災対策

顧林生 (四川大学・香港理工大学災害復興管理学院教授、神戸大学都市安全研究センター客員教授)

2010年4月14日7時49分に青海省玉樹地域でM7.1地震が発生し、死者2,698人、行方不明270人の大規模災害となった。被災面積は35,862平方キロにわたり、被災人口は246,842人であった。平均海抜が4,000m以上あるチベット高原では酸素不足の悪条件もあり、復興できる工事期間がわずか年間5ヶ月しかない。しかも、この高原ではセメントや鉄鋼、木材を製造できないので、これらの建設資材は、はるばる800km離れた西寧市から運ばれている。このような厳しい条件の中での四川大地震とは異なる復興方式がとられたが、本報告では現地調査写真により紹介する。そして、主にラサ市を対象としたチベットの地震災害、気象災害などへの防災対策を紹介する。

2. 国際防災協力の現状と課題

名執潔 (アジア防災センター所長、神戸大学都市安全研究センター客員教授)

アジアにおける災害の現状とアジア防災センターの概要とともに、国際防災分野における最近の話題である「防災の主流化」とその可能性について論じる。

3. APECにおける民間セクターの事業継続の取組み

塩見有美 (アジア防災センター研究員)

昨年の東日本大震災及びタイの大洪水が世界的規模で生産活動に混乱をもたらしたことに鑑み、各国で民間セクターの事業継続の取組に関心が集まっている。今回、APEC地域における事業継続の取組の現況を紹介する。