第183回 都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナール

2014年05月17日

都市安全研究センター (RCUSS) オープンゼミナールは、広く社会に都市安全研究センターの活動を広く公開するとともに、関連する各分野の皆様からの報告を通じて、安全な社会としていくための研究や実践のあり方を議論しています。大学の教職員・学生のほか、安全・安心に関心を持つ市民の方々や、コンサルタントなどの民間企業の方々、自治体の消防・建築・地域関係の職員の皆様などが参加されています。

参加費は無料で、事前登録不要です。ご興味のある方は遠慮なくご参加ください。

開催概要

日時
2014年5月17日(土) 14:00~17:00
会場
神戸市役所4号館 (危機管理センター) 1階会議室
(所在地: 兵庫県神戸市中央区江戸町97-1、TEL: 078-322-5740)
司会
神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦
共催
神戸市消防局
お問い合わせ先
神戸大学都市安全研究センター
(所在地: 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1、TEL: 078-803-6437、FAX: 078-803-6394)
詳細情報
http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/

プログラム

1. 東日本大震災の被災自治体による独自の住宅再建支援メニューの特徴と課題 ―広域巨大災害における住宅再建支援の再構築に向けて―

近藤 民代 (神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授)

東日本大震災の被災地では国の被災者生活支援法を超えて、自治体が独自の住宅再建支援メニューを用意して運用しています。過去の災害における支援メニューと比べると、東日本大震災の災害の特質や地域性などを反映した独特の理念・内容になっています。岩手県および宮城県における市町村による住宅再建支援メニューの特徴や課題を解説し、将来発生することが危惧されている広域巨大災害を見据えて、どのようにして住宅再建支援を再構築していくべきかについて考えます。

関連リンク

2. 東京の事前復興まちづくり ―気仙沼での復興支援も踏まえたResilientな復興主体論として―

市古 太郎 (首都大学東京大学院都市環境科学研究科准教授)

東京の事前復興まちづくりは「阪神から学ぶ」取り組みの延長上に展開してきました。2001年に開始され、2014年3月時点で40地区で「事前復興まちづくり訓練」が実施されています。この間、2004年の中越地震、2007年中越沖地震、そして2011年の東日本大震災の避難生活と復旧復興からも多くのことを学んできました。今回のセミナーでは、これまでの東京の事前復興まちづくりの成果を2011年以降の新たな取り組みも交えて紹介すると同時に、Resilientな復興主体論、すなわち、住民、自治体、専門家の関係性について、特に自治体と専門家の役割論について論点を示し、ディスカッションできれば、と思います。

(都市安全研究センター)