産業界・官界・政界トップリーダーによるリレー講座が始まりました(10月4日)

2014年10月06日

10月4日(土)午後、産業界・官界・政界トップリーダーによるリレー講座「グローバル人材に不可欠な教養~社会基礎学~」の第1回が開催されました。次回は10月18日(土)です。多くの学生の参加をお待ちします。

このリレー講座は、今年4月1日に本学と一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC :Japan Project-Industry Council)が連携協力に関する協定を締結したことで実現したものです。全学共通授業科目「総合科目Ⅰ」として開講、学部1、2年生が対象です。「今、企業でどのような人材が求められているのか?学生に何を身につけてほしいのか?」、学部生の前半段階で、自らのキャリアアップについて考える手がかりになることを狙いとしています。

全8回で、テーマは①「グローバル化」、②「資源エネルギー」、③「インフラ」、④「震災・防災」、⑤「政治・政策」、⑥「産業」、⑦「安全保障」、⑧「金融」、⑨「技術」、⑩「一次産業」、⑪「海外輸出」、⑫「アジア」、⑬「成長戦略」と多岐に渡ります。

第1回は「グローバル化とは何か?グローバル化の中で日本は?学生は何を学び、何を身につけるべきか?」というテーマでパネルディスカッションが行われました。

導入講義では、高藪裕三JAPIC顧問兼神戸大学客員教授が「『グローバル化とは何か』、『グローバルな事象への関心を持ち、その本質を見極める』、『海外に挑戦!という前向きな気持ちを持つこと』を学んでほしい」と、本講義の意義を話しました。

次いで、4人の講師陣から基調スピーチがありました。難波ひとみJAPIC事業企画部主査は、1990年前後からヒト・モノ・カネ・情報が国境を超えて移動するグローバル化が進み、日本では少子高齢化が進展し、公債や社会保障費が増加していることを挙げ、「この講義を通して、『社会基礎学』を身につけ、新しい未来を切り開いていってほしい」と話しました。

田邊弘幸双日株式会社顧問は、日本のエネルギー資源の少なさや周辺諸外国の動き、日本と世界の関係について触れ、「受け身の講義が多いなか、自分の意思をきちんと表現することが求められています。人とたくさん議論してください」と話しました。

進藤秀夫東北大学理事(産学連携担当)兼神戸大学客員教授は、「トビタテ!留学JAPAN」など文部科学省・個々の大学によるグローバル人材育成に向けた取り組みを紹介し、「海外の人とのコミュニケーション力、異文化や多様な価値観を理解する力などを身につけてほしい」と話しました。

内田一徳神戸大学理事・副学長は、EUと神戸大学の関係やグローバル英語コースの設置、クオーター制の導入など神戸大学のグローバル戦略を紹介し、「個性・アイデンティティを磨き、自分がやりたい仕事を見つけて世界に貢献してほしい」と話しました。

パネルディスカッションでは、日本のグローバル化が遅れている現状が取り上げられました。海外で働くことをあまり考えていない学生に対して、田邊顧問は「若さの特権は何でもできること。今後はますます海外の学生との競争が激しくなるなかで、何を身につけていかなければならないのか自ら考えてほしい」。難波主査は「社会基礎学は日々の積み重ねで身についていきます」。進藤理事は「日本の活性化のためにも異文化交流は必要不可欠です」。内田理事は「自分の目で海外を見てきてほしい」と各人より学生への熱いエールが送られました。

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(広報室)