第11回留学生ホームカミングデイが開催されました(10月25日)

2014年10月30日

留学生ホームカミングデイは「人・知・還流」を理念に、2002年に始まりました。今年は、2014年10月25日に百年記念館六甲ホールにおいて、第11回「留学生ホームカミングデイ」が開催されました。第1部のオープニングは、本学留学生センターの藤田公先生と留学生からなるチーム「留鼓太鼓」による和太鼓の演奏でした。躍動的で力強い和太鼓の演奏による華々しい幕開けとなり、一気に会場が盛り上がったところで、西尾茂留学生センター長が歓迎の挨拶を述べました。

今回の留学生ホームカミングデイの記念プログラムは、各界で活躍されている卒業留学生の皆さんとその恩師の先生方による対談「おかえりなさい神戸大学へ~卒業生と恩師の対談~」です。対談には、ミャンマーのティンエイエイコ氏(2003年文化学研究科博士後期課程修了)と恩師の西光義弘神戸大学名誉教授、中国の繆大福氏(2010年工学研究科博士前期課程修了)と恩師の遠藤秀平工学研究科教授、韓国の呉美英氏(2003年法学研究科博士後期課程修了)と恩師の芹田健太郎神戸大学名誉教授(現京都ノートルダム女子大学学長)の3組が登壇、朴鍾祐留学生センター教授が司会を務めました。

ティンエイエイコ氏と呉美英氏は、ともに約10年間神戸大学に在籍。青春時代を神戸大学で過ごした二人にとって、それぞれの指導教員である西光先生、芹田先生は、心から信頼し、尊敬する恩師であると同時に、留学生活を支え、いつも優しく見守ってもらった「お父さん」のような存在でもあると語っていました。ティンエイエイコ氏は、ミャンマーでTHINMYANMAR LANGUAGE CENTERを設立し、校長として後進の育成に尽力する傍ら、西光先生との研究交流も継続しており、ミャンマー語での日本語辞書の編纂等、出版活動にも精力的に取り組んでいます。

呉美英氏は現在、韓国東國大学校法科大学の教授を務め、国際法の研究者として活躍しています。また、研究者としてはもちろんのこと、教員としても芹田先生の姿勢に学び、留学生の指導にも積極的に取り組んでいるとのことです。

繆大福氏は現在、株式会社大林組の大阪本社に勤務。繆氏は、遠藤研究室に配属になった経緯や、神戸大学での研究、留学生活について、冗談を交えた絶妙の語り口で楽しく紹介しました。残念ながら恩師の遠藤先生は、出張の関係で登壇できませんでしたが、ビデオレターを通して繆氏の学生時代の様子を紹介しました。遠藤先生は、繆氏が自身の研究だけでなく、研究室の後輩達のサポートを積極的に行っていたこと等にも触れ、「日本を代表する建設会社の第一線で、まさに日中の架け橋として活躍されることを期待している」と励ましのメッセージを寄せました。

次の海外ネットワーク紹介のセッションでは、河合成雄留学生センター教授が、海外ネットワークの発展を紹介し、続いて2014年9月に発足したばかりのモンゴル神戸大学同窓の報告がなされました。モンゴル神戸大学同窓会の初代会長ダミデンスレン・ダワドルジ氏が、同窓会発足の経緯や活動の指針等を紹介。ダワドルジ氏のお話を受け、福田秀樹神戸大学学長がモンゴル神戸大学同窓会発足を記念して作られた同窓会旗を贈呈しました。ダワドルジ氏からは、モンゴルの美しい文字で書かれた書の作品が神戸大学に寄贈されました。モンゴル同窓会発足に対する福田学長からの祝辞を受け、第1部が終了しました。

第2部のKUワールドフェスタは、留学生によるJ-POPカラオケコンテストで幕を開けました。7月に開催された予選を勝ち抜いた精鋭9組による熱い戦いを制し、見事優勝を勝ち取ったのはインドネシアからの留学生、ワンギニンアストゥティ・ムトマイナさん(海事科学研究科博士後期課程)。カラオケコンテストの審査委員長は、ホームカミングデイにちなんで、前留学生センター長の中西泰洋神戸大学名誉教授が務めました。

カラオケコンテストに続き、Alumni Tea Partyを挟んで、各国留学生会等よる華やかなライブパフォーマンスが催されました。ライブパフォーマンスには、マレーシア、ベトナム、カメルーン、インドネシアの留学生達が出演してくれました。

天候に恵まれ、さわやかな秋晴れの下、来賓の方々、卒業留学生、現役学生、退職した教職員、地域の皆様など、約200名の方々が第11回留学生ホームカミングデイに参加。留学生と恩師の先生方の絆を始め、卒業生と母校、先輩と後輩、大学と地域といった様々な絆を確認すると同時に、新たな出会いを通してネットワークを拡大する充実した1日となりました。

(留学生センター)