人文学研究科主催の歴史文化をめぐる地域連携協議会が開かれました(1月31日)

2015年02月04日

第13回歴史文化をめぐる地域連携協議会が、「改めて地域歴史遺産を問い直す」というテーマで、1月31日(日)、瀧川記念学術交流会館で開催されました。

人文学研究科主催のこの行事は、同研究科地域連携センターの1年間の活動を集約する目的で開かれています。今年は、13年間にわたるセンターの活動を振り返り、地域歴史遺産にどのような可能性があるのか、地域歴史遺産の活用の際に出くわす課題をどのように乗り越えればよいか、などの点をテーマとしておこなわれました。

内田一徳理事・副学長と藤井勝人文学研究科長による開会挨拶、 奥村弘副センター長 (地域連携推進室長)による開催主旨説明のあと、まず前半の部では、この間、新たな成果を上げている3つの自治体や団体から、次のような報告がありました。

  1. 藤木透氏 (佐用町教育委員会) 「佐用町文化遺産再発見活性化事業への取組と地域の人々との協働」
  2. 大村敬通氏 「明石の地域文化財の掘り起こしとマップつくり」
  3. 神崎茂樹氏 (行重の歴史を勉強する会) 「村の歴史を調べる -大字誌の発行に向けて」

午後の後半の部では、地域連携センターに関わるスタッフ(板垣貴志・前田結城・井上舞)が、活動時に出くわした困難な事態、あるいはそれを打開する方策をめぐる3つの報告をおこない、またそれに対し森幸三氏(加西市教育委員会文化財課)と小椋俊司氏(朝来市生野書院館長)の2氏が、コメントをおこないました。

当日の参加者は44機関79名にのぼり、討論は2時間近くにわたって活発におこなわれました。報告と討論を聞いた参加者の感想としては、「たいへん参考になる会だった」「神戸大学が具体的なフィールドをもって活動している点をいちばん評価できる」「13回にわたる協議会のなかで一番中身のある会ではなかったのではないか」などのほか、「報告の中身について、もっと学術的な詰めが必要ではないか」などの声もありました。

また本協議会は、歴史文化関係者の交流を深める場としても位置づけており、参加者は、休憩時間、センターがあらかじめ用意した「交流コーナー」において、成果の発表やパネル展示などをおこなうなど、相互の親睦を深めました。なお本協議会は、兵庫県教育委員会との共催行事として開かれました。

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(人文学研究科地域連携センター)