システム情報学研究科、計算科学教育センターとオスロ大学4DSpace研究センターとの共同研究プロジェクトがスタート

2015年02月17日

神戸大学システム情報学研究科および計算科学教育センターとノルウェー・オスロ大学4DSpace研究センターは、オーロラ領域ロケット観測実験に関する共同研究プロジェクトを実施します。研究期間は2015年から2年間です。

オスロ大学4DSpace研究センターは、ロケットが観測領域を計測する際に周辺プラズマ環境に与える影響を、計算機シミュレーションを用いて研究しています。衛星環境シミュレータ(EMSES)を構築し、スーパーコンピュータを用いた衛星と宇宙プラズマ環境との相互作用に関する研究を長年にわたり行うシステム情報学研究科の臼井英之教授、三宅洋平助教の研究グループと研究対象が一致し、計算機シミュレーション共同研究を実施することになりました。

今回のプロジェクトは、単なる研究者同士による共同研究ではなく、同研究科や工学および理学研究科の学生が積極的に計算機シミュレーション実習、解析に参加して研究成果や学術論文の創出を目指すという点が特長となっています。神戸とオスロ双方で計算機シミュレーションに関するワークショップを年2回開催。両大学の学生が演習ベースで計算科学教育センターが保有するπ-computerによるシミュレーションを行う予定です。さらには、神戸‐オスロ両大学間での学生や若手教員の相互派遣も計画しています。

このプロジェクトによって、これまで解明されていないロケットと周辺プラズマ環境との相互作用を定量的に調べることができ、ロケット実験観測データの精度向上に寄与するだけでなく、オーロラ領域でのロケット周辺環境の定量的な理解が進み、宇宙プラズマ物理分野への貢献が期待されます。

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(システム情報学研究科)