[法学研究科]英語スピーチが過半数を超え、第三回大会はさらにアップグレード 熱気こもった神戸模擬安保理大会

2015年09月03日

神戸大学社会科学系教育研究府と法学部主催の「神戸模擬安保理大会」が8月28日(金)神戸大学の六甲台講堂で開かれました。第三回目の本大会では、70周年の節目を迎える国連に関する「記念決議」の採択が課題となりました。
午前9時からの大会には高校生47人が参加。2人から4人が1組になり、常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国、計15カ国の代表団を構成。議長は実行委員会の政所大輔(まどころだいすけ)法学部助教が務めました。非公式協議から積み上げて公式会合、公式発言などを繰り返し、最終的に議長案、英国主導の共同提案、米国主導の共同提案が投票にかけられました。核兵器の不拡散問題や安保理構成国の拡大問題などで各国が利害調整をできず、最終的にはどの提案も否決されるという結末になりました。
模擬安保理は、国連の多国間外交をロールプレイングで学ぶ教育手法の一つで、15か国が参加する安全保障理事会を模すものです。今回は兵庫県立兵庫高校、長田高校、白陵高校、神戸海星女子学院高等学校、神戸大学附属中等教育学校から参加がありました。
本大会の企画提案者でもある明石康・元国連事務次長(神戸大学特別教授)が朝9時の開会から会議を観覧し、途中で激励のコメントと終了時の講評をお示しくださりました。国連の多面性・多様性を理解したうえでの模擬安保理交渉の重要性を強調し、学生にその点への配慮を行うようご指導くださりました。
優秀学生表彰の判定は、明石康・本学特別教授や法学研究科の教授陣が務め、最優秀賞(明石賞)にはよどみのない英語でスピーチし、冷静に各国と対応するなどパフォーマンスが優れていた県立長田高校1年の、橋本紘弥さん、早川仁さん、大須賀詩織さん、温可迪さんが選ばれました。

受賞者一覧

最優秀賞(明石賞)
県立長田高校 橋本紘弥、早川仁、大須賀詩織、温可迪
優秀賞(社会科学系教育研究府長賞)
神大附属中等教育学校 黒田丈、内堀由貴、齋藤乃愛、大塚大雅
優秀賞(法学部長賞)
神戸海星女子学院高等学校 宗田知花子、難波朋加、山田菜摘、亀井菜月
ベストスピーチ賞
神戸海星女子学院高等学校 中出結、安田英里香、宮崎桃子
ベスト訓令賞
県立兵庫高校 川口拓実、砂子竜太
学長特別賞
神戸海星女子学院高等学校 工藤瑞実、竹田有希

この日の大会は7時間半の熱闘。高校生たちは「来年も是非参加したい」と意欲を燃やしていました。

(法学研究科)