工学研究科 槻橋研究室の作品が「神戸ビエンナーレ2015」で展示されています

2015年09月25日

2015年9月19日(土)から11月23日(日)まで開催されている「神戸ビエンナーレ2015」で、神戸大学工学研究科建築学専攻 槻橋修准教授の研究室の作品が展示されています。

展示のコンペティション部門「アートインコンテナ国際展」において、40ftの輸送用コンテナを展示空間とし、自由な発想で、空間内に凝縮したアートの力と可能性を表現した作品として、新しい膜構造による実験的作品「Topological Membrane」が入賞し、展示中です。「Topological Membrane」はチューブ状の伸縮膜をつなぎ合わせることで生まれるトポロジー構造体であり、バックミンスターフラーがテンセグリティとして提唱した張力構造を線から面(膜)に置き換えることで生み出される形態につながるものです。膜構造では多くの場合、平面の膜材を組みあわせて立体構造を構成しますが、本作品はチューブ状に編んだ伸縮膜自体が張力を分担することで、細胞のように有機的にどこまでも連続していくことが可能な構造となっています。コンテナの内壁とアルミロッドの圧縮材によって現れる美しいトポロジー形態が特長。張力膜が生み出す新しい空間体験を体感できる機会ですので、是非ご覧ください。

作品展示期間は9月19日(土)から11月1日(日)の44日間、神戸市の東遊園地で日没から21時までの夜間展示となっています。

槻橋研究室は2009年に発足し、2011年3月、東日本大震災に際して復興支援プロジェクト「失われた街」模型復元プロジェクトを企画立案し、実行委員会を組織。全国の建築系大学と連携し、被災各地の復元模型を制作、「記憶の街ワークショップ」を開催しました。これまでに大規模な展示会を8回開催、2万人以上を動員し、現在も活動を継続しています。

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(総務部広報課)