附属小学校でAUS国際交流活動が行われました

2015年10月07日

神戸大学附属小学校では、「グローバルキャリア人としての基本的な資質を育成する」ことを教育目標に掲げています。自らの未来を国際的な視野をもって開拓することができる人材-地球規模で、持続的な社会を形成しようとする主体者たる人材-を育成することを目指し、その礎となる資質を育成するべく教育活動を展開しています。

特色ある教育活動のひとつに、国際交流があります。なかでも、オーストラリア、クインズランド州のブリスベンにあるアイアンサイド小学校とは、平成24(2012)年から隔年で相互訪問を実施し、両校の子どもたちが、互いの国でホームステイを体験することで、国際友好を実体験します。

この相互交流は、昭和56(1981)年に、日豪協会などが仲立ちになり、神戸大学教育学部附属住吉小学校とアイアンサイド小学校との間で始められました。それ以来30数年、両校関係者の熱意と努力とにより継続されてきた交流活動は、神戸大学再編計画に伴い、神戸大学附属小学校に継承され、現在に至っております。

平成27(2015)年は、アイアンサイド小学校からの訪問団が来日する年度です。9月20日に関西国際空港に到着した訪問団一行の総勢34名(子ども24名,引率大人10名)は、奈良・京都観光と、大阪での交流相手校である堺市立登美ヶ丘東小学校での滞在を終え、9月26日(土)14時30分、明石に到着し、附属小学校との交流が始まりました。

附属小学校には9月29日(火)まで滞在します。滞在期間中は、附属小学校児童の家庭がホストファミリーをつとめ、ゲストの宿泊先となります。附属小学校からアイアンサイド校を訪れたときも同様で、互いの国の家庭に宿泊し、相手の文化に身を置き、会話や食事を楽しみながら日常の時間を過ごすことは、互いの文化の違いを実体験したり、自国の文化について改めて気付いたりする貴重な体験です。訪問期間中には、学校交流の日も設けています。互いのパフォーマンスを披露し合う「ウエルカムセレモニー」。グローバル科(外国語活動)で習得した外国人への道案内を実際に用いて、実践的コミュニケーションを試みる「学校案内」。遊びコーナーを設けて体験的に自国文化への気付きを深める「日本文化紹介」。それぞれの学年が趣向を凝らして、ゲストの子どもたちをもてなします。

他文化の理解に必要なことには、違いを違いとして認識すること、そして受容することがあげられます。来年は附属小学校からオーストラリアへ訪問団を派遣します。今後も交流が継続していくことで、多様な文化を体験的に理解し、そして楽しむ子どもたちへと育っていくことを願います。

(附属学校部)