人文学研究科「頭脳循環プログラム」がブリュッセルオフィスでワークショップを開催しました

2015年11月10日

人文学研究科は、平成25年度より日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」(平成26年度からは「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム」に改称)を実施しています。「国際共同による日本研究の革新」を目標に掲げ、オックスフォード大学、ハンブルク大学、ヴェネツィア大学の各大学とそれぞれ、日本語コーパス研究、日本語教育の方法、日本文化と「見立て」の3つのテーマを設定して共同研究を立ち上げ、将来の大成が期待される若手研究者を各大学に長期派遣し、共同研究に従事させることにより、新しいタイプの日本研究者を育成することにつとめています。この事業の一環として、今年も、10月10日(土)・11日(日)に、神戸大学ブリュッセルオフィスにおいてワークショップを開催しました。

本事業で現在、海外の協力大学に派遣されている若手研究者4名のうち3名に加えて、海外の大学からは、オックスフォード大学のフレレスヴィック教授・フローレス准教授・ゲスト准教授、ハンブルク大学の杉原講師、ヴェネツィア大学の三宅准教授・マリオッティ講師の6名が参加しました。神戸大学からは、増本教授・嘉指教授・福長教授・鈴木教授・實平教授・松本教授・市澤教授の7名が出席しました。

今回のワークショップのテーマは、頭脳循環事業が推進する3つの共同研究に対応させて、第一部「「見立て論」の新展望」、第二部「日本語教育の新たな方法的試み」、第三部「日本語研究の現在」の3つのセッションを設け、派遣先大学において共同研究に参加・従事する若手研究者のプレゼンテーションを中心にして、その脇をかためるかたちで、各共同研究をともに推進する各大学の教員のこれまでの成果の一端を披露するプレゼンテーションを配置するプログラムを用意して、実施しました。

2日間で9本のプレゼンテーションを精力的にこなしました。それぞれ興味深い、刺激的な内容をはらむプレゼンテーションを踏まえて、コメンテーターが当該のテーマについて別角度から補説し、そののち参加者による活発な議論が行われました。本事業の3つの共同研究がそれぞれ深化拡充され、確実な成果が生み出されていることを確認する機会となりました。

(人文学研究科)