ロンドンで女性の社会進出と女性起業家をテーマとしたセミナーを開催しました (2月22日)

2016年03月03日

神戸大学は2月22日、国際交流基金ロンドン日本文化センターとの共催により、「Female Entrepreneurship in Japan -Women's Social Promotion and Societal Change-」をテーマにしたセミナーをロンドンにて開催しました。

高鳥まな国際交流基金ロンドン日本文化センター所長及び井上典之神戸大学副学長・国際担当理事による挨拶の後、油井清光神戸大学国際交流推進機構EU総合学術センター長/人文学研究科教授の司会により、日本における女性の社会進出及び起業について現状と課題が報告されました。

勇上和史神戸大学大学院経済学研究科准教授は、日本の労働市場における女性の進出状況について、データを交えながら報告しました。嘉本伊都子京都女子大学教授は、国際結婚における離婚を取り上げ、第2次世界大戦後の家族構造と女性社会進出の関係性について報告しました。井本達也大阪市都市型産業振興センタープロジェクトプランナーは、日本における女性起業家の実情と支援体制について、自身が携わっている女性起業家応援プロジェクトの詳細と支援女性起業家の実例とともに紹介しました。最後にUta Stephanアストンビジネススクール教授が、各報告者の報告内容の総括を行い、日英共通の課題である人口減少や高齢化問題という観点から、女性の社会進出の重要性を指摘しました。

セミナーには英国の大学や企業から約50名が参加し、報告終了後の質疑応答では、女性の社会進出に向けた男性の役割や意識改革等、多角的な質問が相次ぎ、活発な議論が展開されました。参加者から回答いただいたアンケートでも本セミナーは高く評価されており、日本の女性の社会進出の現状とその意義についての認識が深まる機会となりました。

 (国際部国際企画課)