バルセロナで女性の社会進出と女性起業家をテーマとしたセミナーを開催しました (2月24日)

2016年03月03日

神戸大学は2月22日、スペインのCasa Asiaとの共催、在バルセロナ日本領事館及び国際交流基金マドリード日本文化センターの後援により、「Women, Maternity and Entrepreneurship. Gender Gap in Japan andSpain」をテーマにしたセミナーをバルセロナにて開催しました。

油井清光神戸大学国際交流推進機構EU総合学術センター長/人文学研究科教授の挨拶の後、Casa AsiaのRafael Bueno氏の司会により、日本及びスペインの講演者から両国における少子化、女性の社会進出と経済、女性の起業についての現状と課題が報告されました。始めの講演者として嵯峨濃明子在バルセロナ日本領事館首席領事から、日本政府の女性活用政策についての説明がありました。続いてバルセロナ人口統計学センター所長のAlbert Esteve Palós教授からはスペインにおける女性の第一子出産年齢の高齢化と少子化の現状と要因についての解説が行われました。勇上和史神戸大学大学院経済学研究科准教授からは、日本の労働市場における女性進出の現状と将来の展望について、井本達也大阪市都市型産業振興センタープロジェクトプランナーからは、女性起業家の実情と支援体制についての紹介がありました。最後にMarc Teignierバルセロナ大学経済学部准教授からは、女性の未活用から生じる収益の損失についてスペインの事例の紹介がありました。

セミナーには約50名が参加し、質疑応答の時間には、女性の社会進出についての支援体制についての両国比較について、日本における育児及び家事をサポートする男性のロールモデルの存在についてなど多様な質問がありました。また、今回のセミナーを通してスペインにおける日本社会への関心の高さがうかがえました。 

(国際部国際企画課)