工学研究科 槻橋修准教授が展示監修を行った瀬戸内国際芸術祭2016が始まりました

2016年03月29日

工学研究科建築学専攻空間デザイン講座の槻橋修准教授が展示監修を行った瀬戸内国際芸術祭2016「直島建築ーNAOSHIMA BLUEPRINT」展が香川県直島で始まりました。槻橋研究室の学生も立体模型の制作で協力しています。
直島はベネッセハウス、地中美術館など安藤忠雄設計の建築物とアート作品のコレクションで有名ですが、1970年代から島の小中学校、役場などの公共建築物を建築家、石井和紘(1944-2015)が一貫して設計した「文教地区計画」が、その前史となっています。槻橋准教授は福武財団の依頼を受け、離島のハンデをはね返すために整備された直島の建築物の歴史と今を概観しました。槻橋研究室の学生が制作した島の立体模型で、石井が設計した公共建築物と1988年以降の「直島文化村構想」の建物群の計20棟の位置を表示。各建物の建設前後の地元の議論を記録した文書や写真、社会の反響などを整理して、建築物に現れた島の人々の思いや軌跡を紹介しています。
槻橋准教授は「建築物は建築家によるデザインだけでなく、その建物を必要としている行政や人々のいろんな思いの結晶でもあることが実感できると思います」と話しています。直島の元衣料品店を改修したギャラリーが会場で、4月17日までの春会期、ゴールデンウィークの4月29日~5月5日、7月18日~9月4日の夏会期にみることができます。入場料300円。

(広報課)