「カンボジア神戸大学同窓会」が発足しました (9月17日)

2016年09月30日

「カンボジア神戸大学同窓会」が、2016年9月17日カンボジアの首都プノンペンにおいて発足しました。カンボジア同窓会は14番目の同窓会組織として発足し、これにより本学は急成長するASEAN地域をほぼ網羅する海外ネットワークを構築することになりました。この同窓会の発足会は、国際協力研究科の協力のもと、長年取り組んできた教育プログラムであるJDS(The Project for Human ResourceDevelopment Scholarship by Japanese Grant Aid) program follow-up seminar と並行して開催されました。

今回のセミナーとキックオフセレモニーには、在カンボジア日本国大使館の二等書記官の湊洋平氏、カンボジア教育省のH.E. Yuok Ngoy氏 (Secretary of State,Ministry of Education, Youth, and Sports)、「名古屋大学カンボジア同窓会」会長NgovPenghuy氏、神戸大学から井上典之国際担当理事・副学長をはじめ、四本健二国際協力研究科長、同研究科川畑康治准教授、国際連携推進機構国際教育総合センター長河合成雄教授、同センター朴鍾祐教授らが出席しました。
まず、第一部のJDS follow-up Seminar は、河合成雄教授による進行で、Sin Sangha氏 (Royal Academy ofJudicial Professions、国際協力研究科2011年修了)、Cheu Ponleu氏 (Cambodia Agriculture Value Chain Program、国際協力研究科2010年修了)、Som Savuth氏 (Senate of Cambodia、国際協力研究科2004年修了) 3氏による発表が行われ、それぞれがJDS programで学んだことや現在の仕事、将来の展望を交え、そのプログラムの意義について述べられました。その後、四本健二教授、川畑康治准教授を中心にラウンドテーブルが行われセミナーを総括しました。

第二部の「カンボジア神戸大学同窓会」発足式は、井上典之国際担当理事の式辞から始まり、日本国大使館を代表し湊洋平二等書記官の祝辞に続き、カンボジア教育省を代表しH.E. Yuok Ngoy氏による祝辞が述べられました。その後は同窓会の設立役員が紹介され、設立会長にはMEY Kalyan氏 (Senior Adviser atSupreme National Economic Council, Royal Government of Cambodia、経済学研究科1984年修了)が就任しました。同窓会発足の理念となる設立宣言文を卒業生全員が唱和し、両国と神戸大学の発展に貢献するという決意が表明されました。続いて、井上典之国際担当理事よりカンボジア神戸大学同窓会旗がMEY Kalyan会長に贈呈され、大学と同窓会の新たな関係を象徴する場面となりました。
第三部のレセプションでは、卒業生、本学関係者、各方面の方々が参加し、お互いの旧交を温めながら、今後の緊密な連携を築くうえで貴重な意見交換の場となりました。レセプションの最後で四本健二教授は「この同窓会発足会が素晴らしいスタートとなり、今後の同窓会の活躍に期待したい」という希望を述べられました。

翌19日、井上典之国際担当理事、四本健二国際協力研究科長が、王立プノンペン大学(RUPP)を訪問し、RUPPの大学関係者と学生の前で両大学の学術交流協定の調印式が行われました。さらに翌20日は、本学のRUPPへの支援強化の一環として、大学における生活協同組合の意義と役割について、神戸大学大学生協坂本安弘専務理事による講演会が教職員学生250名を対象に行われ、RUPPの福利厚生の側面での支援に協力しました。
今回の同窓会発足は、本学の国際戦略とも相まって、本学とカンボジアの人的交流がますます広く進み、海外ネットワークの構築とグローバル人材育成に関わる教育・研究交流を一層促進させるよい機会となりました。

 (国際教育総合センター 留学生教育部門)