社会システムイノベーションセンター設立記念講演会(第3回)を開催しました

2016年12月20日

2016年12月12日、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂にて、神戸大学社会システムイノベーションセンター第3回設立記念講演会が開催されました。
当日は、「戦略の法則とグローバルサプライチェーン」をテーマとして、マサチューセッツ工科大学教授・東京理科大学副学長であるマイケルクスマノ教授と本学経営学研究科の松尾博文教授の2名による講演が行われました。

第1部では、ハイテク産業に関する研究の世界的権威であるクスマノ教授が、『ビル・ゲイツ、アンディ・グローブ、スティーブ・ジョブズから学ぶ戦略の法則』と題して講演を行いました。クスマノ教授は、ビル・ゲイツ、アンディ・グローブ、スティーブ・ジョブズという個性の強い3人の思考や行動に共通の原則が認められることを説明されました。その上で、日本の課題として、高いイノベーション能力を保有している一方で、企業家能力が低いことを指摘され、この点に関するマサチューセッツ工科大学の取り組みをご紹介されました。

第2部では、社会システムイノベーションセンターの研究成果報告として、オペレーションマネジメント領域における世界的研究者である松尾博文教授が、『日米欧企業のサプライチェーン再編の論理:どこになぜ生産を移転するのか』と題して講演を行いました。松尾教授は、日本における円安誘導が必ずしも生産回帰に結びついていないことを問題提起され、生産ネットワークに関する国際比較調査の結果を示しながら、グローバルな生産ネットワーク再編の現状や論理について説明を行い、最後に日本企業への提言を行いました。

総勢340名あまりが参加した満員の六甲台講堂において、二人の講演者と参加者の間で熱心な議論が交わされました。

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(社会システムイノベーションセンター)