平成28年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」に採択されました

2016年12月28日

文部科学省はこのほど平成28年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」に応募があった提案の中から22件の採択を決定しました。本事業は、地域の大学・公的研究機関等で生まれた研究成果を事業化につなげ、地域が成長しつつ一億総活躍を実現していくために、企業と大学・公的研究機関等が連携し、研究等の成果を実証するための施設・設備を整備するものです。

神戸医療産業都市においては、川崎重工業とシスメックスの合弁により設立されたメディカロイドが手術支援ロボットの2019年の上市に向け開発を進めるとともに、神戸大学が革新的医療機器の開発や臨床研究の拠点となる「神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター」を2017年に開設する予定であり、新たなイノベーションが生まれる局面をむかえようとしています。

そこで、神戸大学と公益財団法人神戸国際医療交流財団が共同事業者、神戸市が提案者となり、企業や医療機関との連携による先進的医療機器の開発・実用化を目的に、臨床現場に密に連携した環境を有する「国産医療用ロボット等革新的医療機器の統合型研究開発・創出拠点」を整備することにしました。

神戸医療産業都市を拠点とし、高度なものづくり技術を有し医療機器分野への新規参入を目指す企業や医療機関との連携・共同事業を促進し、安全性や操作性、経済合理性など「医療現場のニーズ」に応えた"Made in Japan"にこだわり、グローバルな視点から比較優位性に優れた医療機器の開発・実用化を目指します。

さらに、本拠点を医療機器開発のための拠点として位置づけ、医療技術を理解し、オープンサイエンスによって新たな医療デバイスのニーズを抽出し、特に外科臨床の理解を深めるとともに、医療活動に従事する医師との密接な交流を通じて医療現場での実用化を目指した開発・評価を行うことで、製品化を効率的に進めて参ります。

将来的には、医療現場と医療関連企業が集積する神戸医療産業都市において、大学や企業等の技術シーズと臨床ニーズをシームレスに繋ぐ研究開発及び事業化を推進する産学官連携拠点を構築し、拠点が整備されることで、新たな医療イノベーションが創出され、雇用の創出と神戸経済の活性化により地方創生の実現に大きく貢献するものと考えられます。

(参考) 文部科学省HP
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/seibi/1380937.htm

(医学部研究支援課)