「2017 キャンパスアジアキックオフシンポジウム in 神戸」を実施しました

2017年03月09日

神戸大学キャンパスアジア・プログラムでは、平成23年から5年間実施されたパイロットプログラム期間中に構築された中国の復旦大学、韓国の高麗大学校とのコンソーシアムの下で、グローバルな規模で活躍するリスク・マネジメント専門家養成に向けた共同教育プログラムを展開してきました。この度、平成28年度の「大学の世界展開力強化事業」の一環として、本格的にプログラムを実施していくにあたり、これまでの成果をコンソーシアム内で共有するとともに、更なる拡大と飛躍に向けたキックオフシンポジウムを、2月22日に3大学共同で神戸で開催しました。シンポジウムには、日中韓3大学の教職員、学生及び本プログラムに採択された日本国内の他大学関係者約80名が参加しました。

開会の挨拶で、井上典之国際担当理事は、本学が目指す世界最高水準の教育研究拠点の構築のために果たすキャンパスアジア・プログラムの役割は重要であり、全学で取り組むとの意思を表明しました。また、復旦大学の陳志敏院長、高麗大学校のキム・ウンギ大学院長も、東アジア地域における関係安定化の礎として、同プログラムを更に発展させていきたいと述べました。

さらに、キーノートスピーカーとして登壇された本学の油井清光国際連携担当学長補佐は、グローバル化に合わせてより地域の結びつきを強くする必要があることを強調しつつ、キャンパスアジア・プログラムが今後、学生・教員間交流の要としてその役割を果たすことを期待すると述べました。その後に行われた3大学プログラム担当教員による特別セッションでは、パイロット事業期間中の成果と課題について総括し、今後に向けた新しい取組の提案が行われました。

シンポジウムは、3つのセッションとポスターセッションをそれぞれ行い、3大学のプログラム参加学生を中心とした計29名の大学院生が研究成果を発表しました。コメンテータを務めた3大学の教員やシンポジウム参加者からは多くのコメントが出され、活発な質疑応答が行われました。また閉会の際には、3大学の教員から講評を頂き、学生の研究に対する激励を頂くとともに、プログラムの拡充のために更なる協力関係強化が確認されました。

翌日の23日には、3大学のシンポジウム参加学生及び教員が、淡路島の野島断層保存館と福良津波防災センターを巡るスタディツアーに参加し、阪神大震災の教訓及び南海トラフ地震に備えた取り組みを学びました。神戸大学では、キャンパスアジア・プログラムの拡充に向けて、全学規模で取り組みを強化していきます。

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(国際協力研究科)