神戸大学出光佐三記念六甲台講堂にて附属中等教育学校の入学式を挙行しました

2017年04月21日

2017年4月10日(月)、桜が満開の中、附属中等教育学校の第9回入学式を行いました。

式では、藤田裕嗣中等教育学校長から、自身の研究や体験より同じものを見て観察しても、人それぞれに感じ方が違うことなど、観察の重要性について話がありました。また、英語は、コミュニケーションツールとして重要なだけではなく、その言葉、原語(=モノ)自体で、意味が伝わる点で、地理学における『景観』と共通性を持つと示唆しました。そして、「現場に行くことを重視し、自分で感じ、自分の目で観察することが大事です。毎日を大切に過ごし、中等教育学校で大いに学んでください。」と今後の学校生活についての励ましの言葉がありました。

続いて、藤田誠一理事・副学長(附属学校担当)から、入学式の会場である出光佐三記念六甲台講堂の壁画(中山正實画伯の『光明』『雄図』『富士』)について話があり、壁画が「‘どういう志をもって勉学に勤しむかべきか’を表現していると感じます。今後、学校生活の中で、この壁画のことを思い出してください。」と問いかけました。また、専門の経済分野から、最近話題となった「イギリスのEU離脱」と「保護主義的なアメリカ大統領の誕生」の話を取り上げて、グローバル化について考え、「ひとつの出来事には、人によりメリット・デメリットがあることを知り、できるだけ多様な価値観を身に付けてください。」と学びの姿勢について言葉がありました。

式の最後には、新入生代表が「先生や先輩に教えていただきながら、新しい仲間と共に、新しい自分を作り、中等教育学校の6年間を実り大きなものにしていきたいと思います。また、学習の多様な探求の場で、考え抜く力をつけるために、主体性を発揮することを大切にしていきたいと思います。そして、この6年間を未来のために学び、お互いを高めあっていくことを誓います。」と、新たな中等教育学校生活への思いを宣言しました。

真新しい制服を着た生徒たちは誇らしげで、これからの学校生活への希望に胸をふくらませている様子でした。

神戸大学附属学校では、このほか附属幼稚園、附属小学校、附属特別支援学校の入園・入学式を各校園で行い、合わせて259名の新入生を迎えました。

(附属学校部)