神戸オックスフォード日本学プログラム第五期生修了式 を開催しました

2017年08月18日

神戸オックスフォード日本学プログラム第五期生は、昨年10月に来日し、神戸大学文学部の特別聴講学生として、午前中は日本語を、午後は日本の様々な面について学んできました。2学期にわたる期間が過ぎ、先日の8月7日(月)に修了発表会と修了式が行われました。

当日は台風の激しい雨と風のため、修了発表会と修了式は文学部の232教室で縮小された形で開催されました。例年と違って同窓会やホームステイ先の方々、また一部のチューター、コメンテーターの参加は適いませんでしたが、それでも大学に来ていた多くの方々に集まっていただきました。

修了発表会では、4月以来各自が取り組んできた研究課題について、それぞれが発表を行い、続いてそれにもとづく討論が行われました。取り上げられたトピックは、「宮崎アニメにおける『間』から見た自然と技術」、「桐野夏生の『女神記』に見られるミソジニー」、「日本とイギリスのテレビコマーシャルにおける女性の役割」、「日本のヒップホップとアイデンティティー」、「明治後期におけるキリスト教人気の減退」、「転形期の文学としての『平家物語』の特徴」、「創られた『伝統』」などの、幅広い(古典・現代文学、歴史学、社会学、芸術学)分野が取り上げられました。半年間、アドバイザーの先生及びチューターと一緒に一生懸命に取り組んできた日本学の研究の成果が多くの先生方や先輩の前で披露され、コメンテーターや質問者との間で活発な議論が交わされました。リハーサル以上に出来が良く、努力の報われた時間となりました。

今年の修了発表会にはヴェネツィア大学のボナヴェントゥーラ・ルペルティ教授とハンブルク大学のヨールグ・グヴェンツアー教授もお越しくださり、コメントをいただきました。また、二期生であるティナ・ウォルシュ先輩も来てくれたおかげで、文学部の先生方も五期生も話が盛り上がりました。戻って来てくれるKOJSP生が暖かく歓迎されて、神戸大学との深いつながりを物語る場面でした。

修了式では、武田廣学長、増本浩子文学部長、さらに、オックスフォード大学のビャーケ・フレレスビッグ教授から、修了生に祝福の挨拶が送られ、その後、一人ひとりに修了証書が手渡されました。最後にオックスフォード生を代表してジョン・トラステッドさんが、神戸大学で過ごした一年間を通学路にたとえ、豊富な経験と謝辞を述べました。

今年は修了パーティーが行われませんでしたが、来てくれた一部のチューターや先生方と一緒に長い時間を楽しみ、名残惜しさを残して別れました。これから日本と強い関わりを持っていくであろう五期生の活躍を、楽しみに見守って行きたいと思います。

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(人文学研究科)