シンポジウム「女性のキャリア形成と選択~中村麻里子さんを迎えて~」を開催しました

2017年11月07日

11月3日(金)、経済経営研究所と社会システムイノベーションセンターは、出光佐三記念六甲台講堂において、公開シンポジウム「女性のキャリア形成と選択 ~中村麻里子さんを迎えて~」を開催し、約150名が参加しました。

始めに、内田一徳副学長・男女共同参画推進担当理事より開会の挨拶があり、続いて経済経営研究所の上東貴志所長より、当シンポジウムを開催にいたった経緯などを交えて挨拶がありました。その後、今年3月にAKB48を卒業し、サンテレビアナウンサーへ転身した中村麻里子さんの司会のもと、中村さんを含む、異なるキャリアパスで輝く女性5名が講演を行いました。

男女共同参画推進室副室長の岡田順子准教授は、「神戸大学における男女共同参画の取り組み」と題し、「レボルーション!女性教員養成神戸スタイル」や「女性研究者研究活動支援事業(連携型)」などの様々なプロジェクトにより、理系の女性研究者の増員や研究力向上等の成果が上がっていることを紹介しました。

経済経営研究所の松尾美和准教授は、「意志を持って流される:日米の多様なロールモデルに触れて」と題し、これまでに自身が選択してきたキャリアや私生活について紹介し、アメリカでの経験や、そこで出会ったメンターのフランス人女性の生き方に触れて、自身の考え方が変わっていったことなどを話しました。

フリーアナウンサーの朝山くみさん(H11神戸大学経済学部卒)は、「アナウンサー、母親業、今の私」と題し、東海テレビアナウンサー時代のエピソードや、その後NHKと契約し報道番組のキャスターなどを務めた経験、また、現在2児の母として奮闘している状況などを紹介し、それぞれのキャリアで感じたことや大切にしてきたことを話しました。

神戸市のデザイン・web制作会社「ビネクティア」代表の稲積慶子さんは、「会社設立の選択とタイミング」と題し、他業界の営業事務としてキャリアをスタートさせた自身が、なぜデザイン・web制作の会社を立ち上げることになったのかを紹介。偶然や予想外のタイミングを逃さずにキャリアを選択してきた結果、現在のポジションになったことや、会社を設立することより続けていくことが大変であること、働く上では女性の感性が必要であることなどを話しました。

最後に、中村麻里子さんが「一人の女性・中村麻里子のキャリア論~AKB48からの転職~」と題し、15歳でのAKB48加入、現役メンバーとしては珍しかった大学進学、そしてAKB48卒業とアナウンサーへの転身と、これまでの自身のキャリアにおける「決断」を紹介。「やらずに後悔よりやって後悔」をモットーに、失敗を恐れずに決断していく自身の姿勢を紹介しました。

講演の終了後、全ての講演者が壇上に上がり、女性のキャリア形成と選択について、それぞれの経験や自身の母との関係などを交えて、パネルディスカッションを行いました。参加者からも多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

(経済経営研究所・広報課)