クリストファー・ゴメス准教授にガジャマダ大学より感謝状と名誉職称号授与――災害分野での教育・研究に対する功績

2017年12月08日

海事科学研究科のクリストファー・ゴメス准教授に対し、インドネシアのガジャマダ大学総長より、感謝状と名誉職の称号が授与されました。これは、ゴメス准教授が現地で長年に渡り教育・研究活動を行い、ガジャマダ大学の研究や技術力の向上に貢献したことを称えてのことです。同大学において、インドネシア国外の研究者に対して名誉職の称号が授与されるのは、今回が初めてです。

ゴメス准教授は、「SfM-MVS」という技術を使用し、スマートフォンなどで撮影した画像から地形を3Dで計測する方法を開発しました。この技術により、これまで高額な機器を使用しなければできなかったレベルの測定を安価に実施できるようになり、現地での測地や災害研究に大きく貢献しました。
 また、この技術により、これまで不可能であった「動いているもの」の計測が行えるようになり、火山噴火の際のマグマやガスの量などの計測が可能になります。津波の形状や、建物・街並みの様子、森林の植物の成長・変化などの計測もでき、様々な分野への応用が期待されます。

ゴメス准教授は、2000年のメラピ(ムラピ)山噴火の際に、初めてガジャマダ大学と共同研究を開始。その後、2004年のスマトラ島沖地震や、2006年のジャワ島中部地震の際にも現地で研究を進め、それから現在まで、同大学との共同研究や、現地の研究者や学生への技術指導を続けています。

ゴメス准教授は、「私は、ガジャマダ大学と長年の付き合いがあります。今回のことをきっかけに、共同研究や留学生・研究生の受け入れなど、神戸大学とガジャマダ大学の交流がより活発になり、神戸大学にとってプラスになると良いと思っています。」と話しました。


(海事科学研究科・広報課)