ブリュッセルオフィスにてワークショップ「New Perspectives in Japanese Studies Part 2」を開催しました

2017年12月12日

人文学研究科では平成25年度から27年度まで「国際共同による日本研究の革新―海外の日本研究機関との連携による若手研究者養成」というテーマで日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」事業を実施し、オックスフォード大学、ハンブルク大学、ヴェネツィア大学に若手研究者を長期派遣して共同研究を行いました。この事業により格段に深まった関係を維持しつつ、欧州における研究ネットワークの拡大を図るために、近年新たに学術交流協定を結んだトリーア大学とベオグラード大学からも研究者を招いて11月18日と19日の両日、ブリュッセルオフィスを会場にワークショップ「New Perspectives in Japanese Studies Part 2」を開催しました。ちなみに、Part 1 は2017年8月に人文学研究科で国際シンポジウムの形で開催したもので、これにもオックスフォード、ハンブルク、ヴェネツィアの3大学から各1名ずつ研究者を招聘しました。

11月のワークショップには、神戸大学からは増本浩子研究科長ほか大学院生を含む5名が、欧州5大学からはビヤーケ・フレレスヴィック教授(オックスフォード大学)、ヨルク・クヴェンツァー教授(ハンブルク大学)、アンドレアス・レーゲルスベルガー教授(トリーア大学)ほか7名が参加して、「学際性」をキーワードに、日本の文学や文化、思想、言語、社会にアプローチする研究発表を参加者全員が行いました。活発な議論の後、今後この欧州5大学と神戸大学の間で日本研究に関してどのような国際共同研究のテーマがあり得るか、ブレーンストーミング的に話し合いました。

人文学研究科は伝統的には東アジアの国々とさかんに交流してきましたが、最近ではオックスフォード大学をはじめ、ヨーロッパでも重要な協定校を増やしつつあります。これらの協定校との関係をますます緊密にし、共同研究を活発に展開していくために、今後ともブリュッセルオフィスを活用しようと考えています。

(人文学研究科)