神戸大学先端融合研究環第2回シンポジウムを開催しました

2017年12月25日

2017年12月13日(水)、神戸大学百年記念館(神大会館)で「神戸大学先端融合研究環第2回シンポジウム -エネルギー市場の動向と課題-」を開催し、学生、研究者ら約80人が参加しました。

先端融合研究環では、部局や分野を超えた文理融合の共同研究を推進していますが、先端融合研究環でエネルギーに関する研究を行っているプロジェクトが一同に会して、日頃の研究の成果と課題を紹介するとともに、一般財団法人 エネルギー総合工学研究所・飯田重樹様をお招きしてご講演いただきました。

最初に、藏重久弥先端融合研究環長が「今回のシンポジウムで様々な分野に関する講演を聞くことにより、研究の活性化や新たな研究のシーズの発見につながればと考えている」と開会のあいさつを行いました。

「第1部 新エネルギーの動向と課題」として、竹内憲司・経済学研究科教授(再生可能エネルギーの技術発展について)、喜多隆・工学研究科教授(太陽光エネルギー)、大澤輝夫・海事科学研究科准教授、(風力エネルギー)、武田実・先端融合研究環教授(水素エネルギー)による講演がありました。

引き続き、飯田重樹・一般財団法人エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部副部長による特別講演「持続可能性社会構築に対する水素の貢献可能性」では、「水素は持続可能性社会構築に貢献できる可能性があるが、水素社会実現の成否は、今後の水素技術の発展と外部条件で決まる。多様な未来に備えて、将来技術のポートフォリオに水素エネルギーをプロットし、普段の技術開発・システム開発とビジネスモデルの探索を行うことが重要である」との話がありました。

休憩をはさみ、「第2部 省エネルギーと電力市場改革の動向と課題」として玉置久・システム情報学研究科教授(エネルギーグリッド-構成・運用の方法論と実証実験-)、伊藤博通・農学研究科准教授(植物工場の消費電力シミュレーション)、柳川隆・先端融合研究環教授(電力市場改革の動向と課題)による講演がありました。

最後に、小田啓二神戸大学副学長(研究推進担当)が「先端融合研究環には様々な融合分野のテーマがある。先端融合研究環は文理融合、分野融合の研究を育てていく役割を持った組織なので、先端融合研究環の広い分野の研究プロジェクトを活用し、今後神戸大学のフラッグシップ研究が育っていってほしい。」と閉会の挨拶を述べ、盛況のうちに幕を閉じました。

今回のシンポジウムを契機に、さらなる文理融合研究の発展につながっていくことが期待されます。

 

 

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先端融合研究環

 

(研究推進部先端融合推進課)