附属小学校と農学研究科附属食資源教育研究センターがお米を作り、みんなで食べました

2018年01月10日

附属小学校2年生は「お米をそだててあじわおう」という学習を毎年行っています。児童たちが日頃食べるお米について、田植えから収穫そして食べることを通じて、食の大切さやお米作りの大変さを学ぶことを目指しています。その学習支援のために農学研究科附属食資源教育研究センターの山崎将紀准教授と橋爪浩和技術専門職員、大学院生の岡田聡史さん、学部生の藤田このむさんが一緒に指導を行い、児童のみなさんと附属小学校の奥村大樹先生、田淵知紗先生が一緒に栽培と管理をしました。 

 

5月30日に附属小学校の中庭の田んぼで、GABA(ガンマ-アミノ酪酸)が多い等、高い機能性を持つ稲品種「はいごころ」を田植しました。ほとんどの児童が田植え・田んぼの感触・泥の感覚は初めての体験となり、毎年のことながら大声を発して驚いていましたが、次第に慣れてきて一つずつ丁寧に頑張って植えることができました。

10月12日には収穫を行いました。かかしなどを立てて鳥からの害を防ぐなど、みんなでよく管理ができていました。刈り取りもなかなか大変な作業でしたが、頑張って稲株を刈ることができました。みんなで収穫した稲は稲木掛けをして天日干しにし、次の作業に備えました。

10月25日には脱穀と調製作業を行いました。割り箸で稲穂を挟み、脱穀する作業に児童はとても熱中していました。ひとつひとつの工程を踏んでいることがわかるように機械を持参した甲斐もあり、もみが玄米に至るまでの過程をよく理解できたと思います。約5ヶ月間栽培・管理した「はいごころ」玄米が4kg程できました。その後はおにぎりを作って食べました。お米本来の味を楽しめるように計画を立て、1つは塩おにぎり、もう1つは自分の好きな具材を入れておにぎりを作りました。お米の学習が始まったころから給食のごはんを一粒も残さずに食べるよう意識していましたが、収穫ができてからはその思いがより一層強まったように感じます。お米が食べられるようになるまでの苦労を感じられたのだと思います。

この活動を通して、児童自身が普段食べているものがどのようにしてできているのかを実際に体験することができ、食べ物の大切さをより深く学習することができました。

(農学研究科附属食資源教育研究センター)