「統合型医療機器研究開発・創出拠点」を神戸医療産業都市内に開設

2018年02月02日

神戸大学と神戸国際医療交流財団は1月28日、神戸医療産業都市内に「統合型医療機器研究開発・創出拠点(通称MeDIP:Medical Device Innovation Platform)」を開設し、開所式及び内覧会を開催しました。

開所式では、的崎大学院医学研究科長・医学部長、藤澤医学部附属病院長からの式辞の後、武田学長が、「統合型医療機器研究開発・創出拠点を最大限に活用し、神戸医療産業都市において、大学や企業等の技術シーズと臨床ニーズをシームレスに繋ぐ研究開発及び事業化を推進する産学官連携拠点の構築を目指す」と挨拶。続いて、後藤神戸国際医療交流財団代表理事、玉田神戸市副市長から挨拶いただきました。

テープカットの様子。(左から)後藤章暢神戸国際医療交流財団代表理事、藤澤正人医学部附属病院長、的崎尚大学院医学研究科長・医学部長、玉田敏郎神戸市副市長、武田廣学長、松尾泰樹文部科学省大臣官房審議官、椎葉茂樹厚生労働省大臣官房審議官、株式会社メディカロイド橋本康彦代表取締役社長、シスメックス株式会社家次恒代表取締役会長兼社長

続いて、松尾泰樹文部科学省大臣官房審議官からは「大学、企業、自治体それぞれの強みを最大限に発揮していただき、世界トップレベルの研究成果を生み出す成功モデルとなっていただきたい」との祝辞があり、椎葉茂樹厚生労働省大臣官房審議官からは「世界に名だたる先進的医療機器の研究開発を推進し、実用化の拠点へとさらに発展していただきたい」との祝辞がありました。

家次恒シスメックス株式会社代表取締役会長兼社長からは、「今後の神戸医療産業都市の目指すべき方向は具体的な実用化の成果を日本から世界へ発信していくことです。産官学が一体となった拠点が整備されたことは非常に勇気つけられます。」との祝辞があり、橋本康彦メディカロイド代表取締役社長からは「臨床研究施設と隣接し産官学が緊密に連携できる施設は他には見あたらない。この非常に恵まれた環境で一刻も早く手術支援ロボットを上市し、Made in Japanの製品を神戸から発信したい。」との祝辞がありました。

藤澤病院長からの統合型医療機器研究開発・創出拠点の概要説明の後、テープカットが行われました。開所式に引き続いて開催された内覧会では、参加者約130名が建物内を見学しました。

「統合型医療機器研究開発・創出拠点」について

内覧会の様子

「統合型医療機器研究開発・創出拠点」は、高度医療対応型手術室、要素技術評価室、開発機器評価室、情報交流室から成り、最新の医療機器を完備しております。

高度医療対応型手術室には、4K3D内視鏡システム、高周波電気手術装置、ジェネレーター、各種エネルギーデバイス、IR(赤外)内視鏡システム、ロボット支援手術トレーニングシミュレータ、超音波診断装置、手術映像統合システムのほか、日本初となるオペ室バーチャルリアリティーショールームシステムも搭載しております。

情報交流室には、オペ室で行われている実験等に使用されている内視鏡システム、術野カメラ、室内カメラなどの様々な画像情報を4K対応大型モニターで観察することが可能であり、同時に双方向での音声送信を利用することにより、効率的な医療機器開発や講習会等を行うことが可能となっております。

(医学部研究支援課)