理学研究科 鈴木章吾さんと工学研究科 横田久美子助手の講演が第65回応用物理学会春季学術講演会の注目講演に選ばれました

2018年04月12日

2018年3月17日(土)から4日間、第65回応用物理学会春季学術講演会が開催され、理学研究科の鈴木章吾さん (現後期課程1年) と工学研究科の横田久美子助手がそれぞれ注目講演に選ばれました。

公益社団法人応用物理学会は1930年(旧応用物理談話会)から続く会員数2万人を超える大規模学会で、例年、春秋の学術講演会には6~9千人が参加者し、約4000件におよぶ講演と討論が行われています。

鈴木さんは「多層蓄電池内における3次元磁場分布画像再構成法に関する研究」と題し、「LIB(リチウムイオン蓄電池)の超高感度非破壊準定常磁気計測」と「計測結果を境界条件として用いたLIB内部の3次元磁気分布、3次元電流密度分布の断層映像化の理論と方法」を提案し、その一連の原理実証データを紹介しました。リチウムイオン電池は現在、電気自動車の急速な普及に伴い、高エネルギー密度化と共に、その高度な安全管理技術が不可欠となっています。

横田助手は「薄型ピエゾバルブを用いたワンノズルツービム超熱原子線システム」と題し、標題システムの基本特性について発表を行いました。このシステムは、超低地球軌道 (200km以下) における原子状酸素 (5eV) および窒素分子 (9eV) と宇宙機との相対衝突エネルギーを地上で再現するために開発されたワンノズルツービーム方式レーザーデトネーションシステムで、1本のノズルに対して薄型パルスバルブを2個取り付け、各々のパルスバルブから異なる種類のガスを独立に導入することにより、単一ノズルから異なるビームを制御して発生することができるものです。


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(総務部広報課)