海外危機管理シミュレーションを実施しました

2018年07月18日

国際人間科学部担当者による初動対応の場面

近年、神戸大学において学生、教職員らが、留学や研修などで海外に渡航する機会は非常に多くなっており、昨年度の国際人間科学部の設置などに伴い、今後もさらなる増加が見込まれることから、この度、海外危機管理シミュレーションを実施しました。

この取り組みは、海外において学内関係者が万一、事故や事件に巻き込まれるといった事態が生じた際に、学内で取るべき初動対応、対策本部を設置する等の行動を、シミュレーションとして訓練することで、海外危機管理体制の充実強化を図ろうとするものです。

当日は、武田学長をはじめとし、杉村危機管理担当理事、井上国際担当理事、藤井学生担当理事、外村監事及び教職員、見学者も含めて約70名が参加しました。

 

シミュレーション内容に沿って危機対策本部を設置。対応協議を行った

今回のシミュレーション内容は、『フランス・パリのシャンゼリゼ通りで大型車両が歩道に突っ込む事故が発生し、死傷者が多数発生している、という第一報後、留学中の学生がその事故に巻き込まれたとの情報を入手する』というアクシデントを想定。

関係部局の担当者が情報収集等の初動対応を行った後、危機対策本部を設置し、刻々ともたらされる新たな情報に応じて行動するなどし、各自が対応の確認をとりました。

学生の留学時の危機管理を専門とする日本エマージェンシーアシスタンス株式会社から講師を招き、約4時間に渡ってシミュレーションが行われました。

終盤の模擬記者会見の場面では、広報室の司会進行のもと、武田学長と杉村理事及び岡田国際人間科学部長が説明者として、学生の被害状況等の説明を行いました。職員が扮した記者役から、事故が発生してからの大学の対応や、現地への職員の派遣状況等についての質問が出ると、学長らは1つ1つ丁寧に回答を行いました。

模擬記者会見を行う様子

終了後、武田学長は「本日行ったシミュレーションの想定は、起こり得る案件である、ということを念頭に、学生の派遣等に際し、大学として準備しておくことが肝要である」と締めくくりました。

これから海外へ留学する学生や、業務等で渡航する教職員らにも、事前の準備・オリエンテーションで、危機管理についての情報伝達を行う重要性を、再認識する機会にもなりました。

(総務部総務課)