文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム「バイオ経済を加速する革新技術:ゲノム編集・合成技術の事業化」キックオフシンポジウムを開催しました

2018年09月07日

2018年8月20日(月)、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにて、文部科学省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム「バイオ経済を加速する革新技術:ゲノム編集・合成技術の事業化」キックオフシンポジウムを開催し、ポートアイランドに位置する神戸医療産業都市が拠点の各企業や、学内外の研究者ら115名が参加しました。

生田知子室長

本プログラムは、文部科学省の助成事業として、神戸大学が有する「切らないゲノム編集技術」「長鎖DNA合成技術」を生かし、革新的な創薬研究開発ツールの提供や長鎖DNA合成受託サービスの提供等、創薬ビジネス分野・バイオ産業分野への応用に取り組み、神戸を拠点とするバイオベンチャー等と連携して、日本の国際競争力向上に資するグローバルビジネス展開を目指しています。
  そこで、研究プロジェクトの概要を紹介すると共に、情報交換、ネットワーク作りの機会としてキックオフシンポジウムを開催しました。
 開会に先立ち、小川真人・神戸大学理事(研究・産学連携担当)、今西正男・神戸市理事(医療・新産業本部長)の挨拶に続いて、来賓の生田知子・文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課地域支援室長よりご挨拶を賜りました。

Jin Soo Kim教授

引き続き、三重野雅文・神戸市医療・新産業本部医療産業都市部長より、「神戸医療産業都市」の紹介がありました。
  「第1部 プロジェクト紹介」では、近藤昭彦・科学技術イノベーション研究科長から本プログラムの全体説明があり、西田敬二・先端バイオ工学研究センター教授(事業化プロジェクト:切らないゲノム編集技術)、柘植謙爾・科学技術イノベーション研究科特命准教授(事業化プロジェクト:長鎖DNA合成技術)及び佐々木建吾・科学技術イノベーション研究科特命准教授(基盤構築プロジェクト:培養系ヒト腸管モデル)から、神戸大学の研究プロジェクトの概要について説明がありました。

野地博行教授

休憩をはさみ、「第2部 基調講演」では、世界的に有名な研究者であるJin Soo Kim・韓国 ソウル大学校教授と野地博行・東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻教授をお招きし、それぞれ「CRISPR genome editing」、「人工細胞リアクタとゲノム合成技術」と題して、ご講演いただきました。
  最後に、河野悠介・事業プロデューサーが閉会の挨拶を述べ、盛況のうちに幕を閉じました。
  シンポジウム終了後の情報交換会では、終始和やかな雰囲気の中で参加者同士の交流が深められました。
  今回のシンポジウムを契機に、神戸を拠点とするバイオベンチャー等と連携したグローバルビジネスの展開が期待されます。

(科学技術イノベーション研究科)