公益社団法人電気化学会関西支部と関西電気化学研究会を共催しました

2018年12月06日

本学工学研究科界面科学研究センターは2018年12月1日(土)、本学百年記念館六甲ホールにおいて公益社団法人電気化学会関西支部との共催の下、平成30年度第3回関西電気化学研究会を開催しました。

本研究会は主に関西地方の大学・高等専門学校等において電気化学を専攻する若手研究者が企画立案し、講演会や研究発表会を行っているものです。

電気化学分野において最近特に研究が盛んに行われている電池研究はもちろん、基礎電気化学から多様な分野に展開されている様々な電気化学材料やその反応・物性に関して112件のポスター発表が行われ、3時間に及ぶ活発な議論が行われました。ポスター発表に続き、京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻の近藤靖幸氏から「黒鉛系材料への電気化学的ナトリウムイオン挿入反応に関する研究」についての講演が行われ、どのような材料設計指針により黒鉛へのナトリウムイオン挿入が可能となるのか、固相内拡散や界面ナトリウムイオン移動などの解析により検討した結果が発表されました。

また、本企画に合わせて電気化学会技術・教育研究懇談会の主催により高校生・高専生による9件のポスター発表を行うとともに、界面科学研究センターの研究室を見学しました。参加した高校生は日頃の研究の成果を熱心に発表するとともに、大学院生の研究発表や研究室見学を通じて、電気化学に関するさらなる興味を示していました。

研究会はこれら高校生の発表者を含めて約320名に及ぶ参加者を得ることができました。

界面科学研究センターでは物質の界面の機能発現により、新たな特徴を持った物質創成に関する研究を進めており、電気化学分野はその主な研究分野の1つとして成果を上げております。それぞれの分野の学会組織との連携を取りながら、さらに研究を推進していきます。

 

(工学研究科)