エルテ大学(ハンガリー)と学術イベントを共催しました

2018年12月12日

神戸大学は11月28日及び29日にハンガリー・ブダペストにて、エトヴェシュ・ロラーンド大学(エルテ大学)と両大学間の国際交流交流推進を目的とした学術イベントを共催しました。

エルテ大学は、ハンガリー・ブダペストに所在する1635年創立の総合大学であり、2016年11月10日に、武田廣学長が同大学を表敬訪問し、本学にとってのハンガリーでの第一校目の協定校として大学間学術交流協定締結を締結しました。

共催イベントに先立って、27日には油井清光学長補佐(国際連携担当)、奥村弘人文学研究科教授が、László Borhy (ラスロ・ボシー) エルテ大学学長、Imre Hamar (イムラ・ハマー)国際担当理事を表敬訪問し、今後の両大学間の交流について協議しました。懇談には、今回のイベントに登壇者として参加した天野真志国立歴史民俗博物館特任准教授が同席しました。

28日には、日本のポップ・カルチャーに関する学術シンポジウムをエルテ大学社会学部と共催しました。本学からは油井学長補佐(国際連携担当)が登壇し、日本のポップ・カルチャーの欧州及びアジア地域における普及に関する考察を発表しました。エルテ大学の研究者からは日本のアニメーションや成人式に見て取れる日本文化や日本社会の特徴が紹介されました。シンポジウムは、エルテ大学の研究者や学生などのシンポジウム参加者に対して、日本のポップ・カルチャーと神戸大学の最新の研究を紹介する機会となりました。また、シンポジウムには井上典之国際担当理事、多田早苗国際交流基金ブダペスト日本文化センター長が同席し、エルテ大学の研究者とともに今後のハンガリーにおける本学の国際交流活動について協議しました。

続いて29日には、歴史文化財に関する学術ワークショップをエトヴェシュ・ロラーンド大学人文学部と共催しました。本学から奥村人文学研究科長が、エトヴェシュ・ロラーンド大学からはGábor Sonkoly (ガボル・ソンコリー)人文学部長が、日本・ハンガリーそれぞれにおける歴史文化財保存における取組みを紹介しました。ワークショップには天野国立歴史民俗博物館特任准教授とBenedek Varga (ベネディク・バルガ)ハンガリー国立博物館長が出席し、それぞれの国における博物館の役割を紹介し、災害時の文化財保存活動等を含む歴史文化財研究に関する活発な意見交換が行われました。また、当該分野における教育プログラムの構築や大学と博物館の連携に対する議論も行われ、継続した国際交流活動を参加者間で実施していくことに合意しました。

今回の学術イベントの共催は、エルテ大学との国際交流活動を拡充する機会となり、今後の学生交流など教育分野への交流拡大が期待されます。

(国際部国際企画課)