附属小学校と農学研究科附属食資源教育研究センターがお米を作りました

2019年01月24日

神戸大学附属小学校と農学研究科附属食資源教育研究センターは、普段食べているお米の成育過程を学び、収穫の喜びを知ってもらう活動の一環として、附属小学校2年生の児童の皆さんと、小学校の中庭で実際に田植えから収穫までの栽培と管理を一緒に行っています。

この学習には大学側から、同センターの山崎将紀准教授と橋爪浩和技術専門職員、学術研究員のRym Fekihさん、技術補佐員の末廣美紀さん、学部生の石崎初音さんと石丸陽平さんが参加しました。附属小学校の児童の皆さんは、藤中先生、奥村先生の指導のもとお米作りに取り組みました。

 

昨年5月23日に附属小学校の中庭の田んぼで、巨大胚品種「はいごころ」の田植えを行いました。児童の皆さんにとっては、ほとんどが田植えをするのは初めての経験でしたが、抵抗なく率先して取り組んでくれ、あっという間に完了しました。作業の間も先生や大学生らにたくさん質問をして、自分たちが管理する稲に興味を持ってくれた様子がうかがえました。

収穫は同年10月3日に行われました。この年は台風が多かったせいか、例年より実りが良くありませんでしたが、児童の皆さんは、1株ずつ丁寧に、鎌を使って安全にも気を付けながら収穫することができました。姿勢を低くしながらの作業は大変だったようですが、稲づくりの地道さの一端を分かってもらえた様子で、指導にあたった先生方もとても喜んでいました。収穫した稲は次の作業に備え、天日干しにしました。

 

収穫が終わってから約3週間後、脱穀と調整作業に入りました。食資源教育研究センターから運び込まれた脱穀機や唐箕に、児童の皆さんは興味津々の様子で、熱心に作業を行ってくれました。普段は白米という形で目にしているお米が、植わっている株から籾、籾から玄米へと辿る過程を知ることができました。

収穫したお米は、各家庭に持ち帰ってご家族でおいしく味わったようです。児童の皆さんは作業のあいだいつも元気いっぱいで、先生方もたいへん元気をもらったとのことです。

今回の米作り学習で、児童の皆さんはいろいろな作業に一つ一つ真剣に取り組んでくれました。指導にあたった先生方は、「いつも食べているお米にかけられている手間や苦労が分かり、毎日のご飯をより一層おいしく、さらに大切に食べられるようになったのではないか」と感想を述べられました。

(農学研究科附属食資源教育研究センター・附属小学校)