情報セキュリティ講演会「大学を狙うサイバー攻撃の現状について」を開催しました

2019年03月13日

2月7日、本学の本部棟大会議室において情報セキュリティに係る講演会「大学を狙うサイバー攻撃の現状について」を開催しました。この講演会は、情報セキュリティの強化・知識共有等を目的として、主に本学の教職員らを対象に定期的に行っているものです。

今回は、立命館大学情報理工学部の上原哲太郎教授を講師に迎えて、過去に日本の大学において実際に起こった情報セキュリティインシデントの発生事例や、現在の状況・対策事例などについて、具体的に説明をしていただきました。情報セキュリティや情報システム研究における第一人者から、直接貴重な話を聞ける機会とあって、学長、理事をはじめとして集まった各部局長・教職員ら約70名の参加者は、熱心に耳を傾けていました。

上原教授は、「(情報セキュリティの)対策を行うことはもちろんだが、情報セキュリティ対策で業務効率が下がるのは本末転倒。"仕事のやり方"を変えて効率化を図ることも重要」と説明。業務の効率化がひいてはセキュリティ対策に繋がるとし、業務のやり方を変えることで、結果的に業務効率が上がることを示し、それを現場に受け入れてもらうことが課題であると強調しました。また、情報セキュリティのために仕事をするのではなく、仕事のためにIT(情報技術)を使い、そこにセキュリティを見いだす、業務の「セキュリティ・バイ・デザイン」の重要性にも言及しました。 

参加者からは、「情報セキュリティインシデントの発生を常に意識し、迅速かつ的確に被害を最小限に留める対応方法を学ぶことができた」、「機関全体として防止策に繋げていくための知識を共有することができた」などの感想がありました。今後とも神戸大学は、学術研究・教育活動の高度化のために、情報基盤の整備に加えて、組織的かつ高度に情報資産のセキュリティの維持を図るとともに、情報セキュリティの重要さを十分意識し、本学の情報セキュリティ対策に一層積極的に取り組んで参ります。

(情報基盤センター)