農学部の講義の一環として「兵庫県淡路農業技術センター」で見学会を行いました

2019年05月30日

5月21日に神戸大学農学部の講義(【対象講義】応用植物学専門実験I、バイオシステム工学実験法及び実験II)の一環として、「兵庫県淡路農業技術センター」で農業の研究現場および最新の設備を知るための見学会を行いました。

この見学会には、農学部資源生命科学科応用植物学コースから学生28名と宇野雄一准教授、農学部食料環境システム学科生産環境工学コースから学生16名と黒木信一郎助教が参加しました。

見学会前半は、合同で淡路農業技術センター農業部を見学し、タマネギの腐敗検出装置やレタスの自動包装機など、機械化により効率化された出荷の仕組みについて学びました(なお、「タマネギ腐敗球を検出する装置」として取り上げられたものは、神戸大学農学部・兵庫県立農林水産技術総合センター・雑賀技術研究所・JA全農兵庫・JA淡路日の出・JAあわじ島の共同研究(農林水産省の農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業(課題番号24026))により開発された技術です)。

 

見学会後半は、「応用植物学コース」は引き続き同センター農業部においてキャベツやカーネーションの収穫と調製作業の実習を行いました。参加学生からは「手作業による収穫・調製は大変だった!」などの感想があり、手作業の大変さを実感したようでした。

黒木助教は、「持続可能な食料生産のために、生物と機械の両方を学ぶ大切さが学生に伝わったら嬉しい」とこの見学会への思いを語りました。

一方、「生産環境工学コース」は、同センター畜産部において、酪農の実情に関する講義を受講した後、牛舎にて搾乳を体験すると共に、ロボット搾乳システムや糞尿処理システムについて見学しました。参加学生は「牛の命の営みを感じた」と真剣に搾乳作業に取り組みました。

宇野准教授は、「座学と現場とを繋げる貴重な機会を学生たちに与えてくれたセンターの皆様のご尽力に感謝しかない」と、見学会の意義とともに感謝の気持ちを伝えました。

兵庫県淡路農業技術センターの前川和正所長は、「最新のスマート農業の研究現場を知り、将来はぜひ農業分野で活躍してほしい」と話していました。

(農学研究科)