文部科学省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム 神戸拠点シンポジウム2019「大学発技術シーズの事業化リアル」を開催しました

2019年08月28日

8月5日、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにて、文部科学省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム「バイオ経済を加速する革新技術-ゲノム編集・合成技術の事業化」の神戸拠点シンポジウム2019「大学発技術シーズの事業化リアル」を開催しました。ポートアイランドに位置する神戸医療産業都市を含む神戸地域の各企業、学内外の研究者・産学連携担当者ら103名が参加しました。

萩原貞洋室長

本プログラムは、文部科学省の助成事業として、神戸大学が有する「切らないゲノム編集技術」「長鎖DNA合成技術」を生かし、革新的な創薬研究開発ツールの提供や長鎖DNA合成受託サービスの提供等、創薬ビジネス分野・バイオ産業分野への応用に取り組み、神戸を拠点とするバイオベンチャー等と連携して、日本の国際競争力向上に資するグローバルビジネスの展開を目指しています。
  2019年度のシンポジウムは、大学の研究成果、技術を事業に繋げていく上での工夫、バイオベンチャーの経営に必要な視点、地域特性の活かし方を、バイオベンチャー経営に深く関わってこられた講演者より、ケーススタディとしてご紹介いただくと共に、パネルディスカッションを通して、神戸拠点のシーズの事業化や参加者にできる事業化のヒントを提供する機会といたしました。
 近藤昭彦・科学技術イノベーション研究科長、三重野雅文・神戸市医療・新産業本部医療産業都市部長による開会挨拶があった後、来賓の荻原貞洋・文部科学省 科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課 地域支援室長よりご挨拶を賜りました。

次に、河野悠介・事業プロデューサーより、基調講演とケーススタディ紹介、及びパネルディスカッションを内容とするシンポジウムの趣旨説明が行われた後、ちとせグループ創業者兼最高経営責任者 藤田朋宏氏による基調講演、ケーススタディとして、Spiber株式会社 菅原潤一氏、グランドグリーン株式会社 本多正俊志氏、科学技術イノベーション研究科 山本一彦教授、及び株式会社ジャフコ 三浦研吾氏より事業化ケースの紹介がありました。 さらに、講演者5名と河野事業プロデューサーによるパネルディスカッションでは、神戸拠点のシーズの事業化や参加者にできる事業化ヒントのディスカッションが行われ、会場より多数の質問があり、熱の入った議論となりました。

最後に、河野事業プロデューサーが閉会の挨拶を述べ、盛況のうちに幕を閉じました。
シンポジウム終了後の情報交換会では、終始和やかな雰囲気の中で参加者同士の交流が深められました。
今回のシンポジウムを契機に、神戸地域の企業の活性化や神戸を拠点とするバイオベンチャー等と連携したグローバルビジネスの加速化が期待されます。

(科学技術イノベーション研究科)