神戸大学理学部と附属学校との連携授業を開催いたしました

2011年01月17日

平成22年12月27日 (月) に大学と附属学校との第3回連携授業を開催いたしました。 今回は、理学研究科の協力の下、約200名の小学生・中学生・中等教育学校生及びその保護者が理学部Z棟に集い大学の授業を受けました。

相川准教授による授業
相川准教授による授業の様子
藤教授による授業
藤教授による授業の様子
大久保助教による授業の様子
大久保助教による授業の様子

地球惑星学科の相川祐里准教授の授業では、「星と惑星系の誕生」をテーマに、国立天文台のMitaka (ミタカ) という宇宙を4次元で表すソフトウェアを用いて、 スクリーン上にプラネタリウムを映しながら月や惑星が宇宙を漂う砂粒やガスによってできていることや太陽系の他にもたくさんの惑星があることが説明されました。 宇宙の魅力に引き込まれた子どもたちからは、「自分でもパソコンでMitakaを操作して宇宙について調べてみたい。」 という声が数多く聞かれました。また、物理学科の藤秀樹教授と大久保晋助教の授業では、 「液体窒素を使って極低温の世界で遊んでみよう」をテーマに、 温度による物質の変化など物質の性質についての説明の後、実際に液体窒素の中に風船や磁石を入れる体験が行われ、 子どもたちは縮んでいく風船や浮いている磁石に歓声を上げていました。

そして、授業後には、67名の中学生・中等教育学校生が学科ごとに5つのグループに分かれ研究室見学を行いました。 数学科の野呂正行教授のグループでは、パソコンを使って数学ソフトウェアを用いたグラフや図形の表示などを体験したり、 数学に関する書籍を集めた図書室を見学したりしました。物理学科の岡村英一准教授のグループでは、 冷蔵庫ではなくサファイア・アンビル・セルという装置を使って水に1万気圧の圧力を加えて水に浮かない室温の氷を作る体験をしたり、 研究に使う様々な機械について説明を聞いたりました。化学科の木村建次郎講師のグループでは、 分子を顕微鏡で捉えた映像や分子の動きを観察する装置を見たり、実験で使用する金などの金属に触れたりしました。 生物学科の深城英弘准教授のグループでは、温室で栽培している花などの植物を見たり、研究しているシロイヌナズナについての説明を聞いたりしました。 地球惑星学科の伊藤洋一准教授のグループでは、屋上の天体観察小屋で惑星や天体の観測についての説明を聞きました。 どのグループも普段の学校生活とは異なる研究室という場を訪れ貴重な体験することができました。 (研究室見学の写真はこちらへ)

今回の授業や研究室見学での経験を、今後の一人ひとりの学びに生かしていってくれることを期待しています。 神戸大学附属学校部では、今年度も大学と附属学校との連携を図る活動を進めていきたいと考えています。

(附属学校部)