「ごみじゃぱん」に内閣総理大臣賞

2012年10月26日

神戸大学経済学部を足場にするNPO法人「ごみじゃぱん」 (代表理事・石川雅紀経済学研究科教授) の減包装商品を消費者に購入してもらう社会実験が評価され、平成24年度の「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」 (内閣総理大臣賞) を受けることになりました。10月30日、東京で表彰されます。

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「減装商品 (へらそうしょうひん)」マーク

「ごみじゃぱん」は包装ごみを減らそうと2006年設立。「無理なくごみを減らせる社会づくり」が目標です。石川教授は消費者の購買行動を調べるうち、消費者が買う瞬間に「ごみの情報」を入れると包装の少ない商品を買うことに気づきました。これを具体化させるため、2007年からコープこうべ六甲アイランド店で、包装ごみの少ない商品を消費者に買ってもらう社会実験「減装 (へらそう) ショッピング」を始めました。

活動の主体は学生たちです。スーパーで販売されている商品の中から (1) 個別包装なし (2) トレイなし (3) プラスチック包装なし――などの推奨基準を決めて280品目の商品を推奨。1カ月間、店頭のPOPやチラシなどで訴え、推奨商品の3分の1で売り上げが上がりました。2008年には「減装商品」のマークを作って商品棚に張ってコープこうべ、ダイエーの2社4店舗で3カ月間キャンペーンし、推奨商品の売り上げは10パーセント増。2009年から2010年はジャスコも加わり3社3店舗で1年間、学生ではなく店側の活動に任せて効果をみました。2011年からはダイエーの神戸市内の直営22店舗とアピタ大垣店、コープこうべ鶴甲店でシャンプー、リンス、ボディソープに限って減装ショッピングを展開。同じ2011年に山崎製パンが減装マークを外袋に印刷したパンを全国販売、半年間で740万個を売り上げました。今年は神戸市と大垣市の4社4店舗で2週間実験。飲料でも効果が実証されました。

このような「ごみじゃぱん」の活動が評価されて今回の表彰になりました。

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(広報室)

2012年10月26日