神戸大学

サイエンスカフェ「雲と宇宙の間の世界~成層圏・中間圏の大気~」

2010年07月07日

神戸大学惑星科学研究センターでは、サイエンスカフェ「雲と宇宙の間の世界~成層圏・中間圏の大気~」を開催いたします。

地上約10kmから90kmの大気圏を成層圏・中間圏と呼びます (雲の上になります)。そこで、起きている大気現象は我々が普段感じている大気現象とはまったく異なることが知られております。このサイエンスカフェでは一線で活躍している若手研究者より、成層圏・中間圏の大気現象について話を致します。

コーヒーを飲みながら、雲の上の世界はどんな気候になっているのかについて、研究者と一緒に考えてみませんか?ぜひお気軽にご参加ください。

日時
2010年7月7日 (水)19:00~20:30
場所
UCCカフェコンフォート神戸市庁舎店
対象
高校生以上
定員
30名 (先着順) 定員になり次第終了
参加費
1,000円 (ケーキセット代)
参加申し込み方法
詳細はhttps://www.cps-jp.org/~sicg/tanabata.pdfをご覧ください。
講演者
西澤誠也
神戸大学理学研究科 (助教)
講演題目
雲と宇宙の間の世界~成層圏・中間圏の大気~
講演要旨

私たちの暮らしに密接な関係があり、毎日眺めても飽きない雲たち。 惑星・星・銀河など、私たちの興味を引きつけて止まないはるか彼方の宇宙。 そんな雲と宇宙に挟まれた上空の世界は私たちにはあまりなじみがないかもしれないが、実はそこにはとてもドラマティックで興味深い現象がたくさんあり、オゾン層といった私たち生き物に直接関わりがあるものもある。私たちが普段感じている四季とは全く異なる四季や、数日で50度ほども気温が上昇するといった現象、ほぼ2年おきに風向きが真逆になるといった現象など、私たちが知っている大気運動からは想像のつかないことが起きている。

本講演では、地上約10kmから90kmの成層圏・中間圏と呼ばれる高度帯にみられる大気現象をいくつか紹介し、日常ではあまり触れられないはるか上空の世界へいざないたい。

主催
神戸大学 惑星科学研究センター
協力
神戸大学サイエンスショップ、WDB株式会社