神戸大学

美容医療の市民講座

2010年10月24日

医学部附属病院は、高齢化社会の時代ニーズに着目して2007年10月、国立大学病院で初めて独立診療科としての美容外科を設置しました。当科は、安心な診療の提供、医師の教育や技術開発に加えて、美容医療の一般市民への啓発活動を継続して行っております。美容医療市民講座は今回で4回目となりますが、過去3回の市民講座には多くの市民の皆様のご参加を頂きました。

美容医療の進歩は目覚ましく、次から次へと新しい治療が出てきています。しかしながら新しい治療は裏を返すと安全性や効果が確認されていないことが多く、合併症で当院を受診される患者さんも少なくなくありません。夢の様な謳い文句の治療が、実際は効果の少ない治療であったり危険な治療であったりすることがあり、注意が必要です。市民講座ではコマーシャルベースでない、新鮮な美容医療の情報を皆様にお伝えしていきます。

多くの方々に賢い患者になって頂き、充実した社会生活のために美容医療を役立てて頂くことが私達の願いです。

講座名称
神戸大学医学部付属病院「美容医療市民講座」(第3回)
対象
一般市民
開催日時
10月24日 (日) 午後1時~3時 (年2回開催予定)
会場
神戸大学附属病院神緑会館 (神戸市中央区楠町7丁目)
受講料
無料
申し込み法
別紙ちらし (PDF形式) 参照
お問い合わせは美容外科 (電話078-382-5822) へ、 平日の午後1時~4時半の間にお願いします。

<当科の最近のメディア紹介など>

  • NHK「朝イチ」(4/5) 美容医療の特集で、当科の一瀬がゲストコメンテーターとして生出演しました。
  • クローズアップ現代 (4/13) 本年度より当科で開始する日本美容外科学会専門医育成プログラムが脚光を浴びました。
  • 週刊朝日4/23日号 名医の最新治療 vol.128「シワ・たるみ」

(附属病院美容外科診療科長 一瀬晃洋)