文部科学省「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム (学生支援GP)」に採択された神戸大学の事業「地域に根差し人に学ぶ共生的人間力―震災の記憶の伝承と組織的体制の構築による学生活動支援―」が2011年度を以て終了する。阪神淡路大震災を経て本GPに至るまで、神戸大学に連綿と積み重ねられてきたボランティア活動の実績を、今後どう継承し発展させていくのか、全学的な議論が必要である。そこで、都市安全研究センター学生ボランティア支援室は、2011年5月から10月にかけて公開シンポジウムを4回にわたり開催する。
第3回目は、学生ボランティア活動における「海外」あるいは「国際社会」というフィールドの持つ意味と重要性を議論する。本学の学生ボランティア支援が焦点を当ててきた「地域社会」は、目下、国を越えた結びつきを様々なレベルで深めていきつつある。そういった状況を踏まえ、今後、当室がどのような視点とコンセプトのもとで国際的社会貢献を学生支援活動のメニューに組み込むべきかについて、既に豊富な国際的社会貢献活動、国際交流事業、国際社会での人材育成等の多様な実践を積み重ねてこられた学内外の先生方をお招きして学生の報告もまじえながら議論を深める。
- 日時
- 2011年9月27日 (火) 13:00~17:00
- 会場
- 神戸大学六甲台第一キャンパス アカデミア館多目的室 (5階)
- プログラム
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13:00~13:05 開会の挨拶 神戸大学都市安全研究センター長 田中泰雄
13:05~14:00 基調講演「3・11で何が変わったか-若者の価値観と自意識-」 元日本YMCA 同盟総主事 / 世界YMCA 同盟難民・開発担当 / 現・青年海外協力隊育てる会顧問 宮崎幸雄
14:00~14:30 講演「国際社会貢献をめざす学生の後押し-GSICS 国際公務員養成プログラムについて」 神戸大学大学院国際協力研究科 准教授 林 美香
14:30~15:00 学生報告 国際協力NGO PEPUP 國光智子 (経済学部)
日本財団ROADプロジェクト 頼政良太 (理学部)15:10~17:00 パネルディスカッション コーディネーター:- 神戸大学大学院国際協力研究科 教授 ロニー・アレキサンダー
- JICA兵庫 所長 / 国際防災研修センター (DRLC) 所長 伊禮英全
- 兵庫県国際交流協会 理事長 齋藤富雄
- アジア福祉教育財団難民事業本部関西支部 支部長代行 中尾秀一
- 神戸大学留学生センター 教授 朴 鍾祐
- 国際協力NGO PEPUP 國光智子
- 被災地NGO恊働センター (日本財団ROADプロジェクト出向中) 頼政良太
- 対象と定員
- 会場定員100人 (申込み不要・無料。懇親会のみ事前申込み)
- 国際貢献活動を希望する学生、経験のある学生
- ボランティア活動を希望する学生、経験のある学生
- 上記領域に関する研究者、実務者
- 一般
- 懇親会
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懇親会を会場ビル内3階レストラン「さくら」で開催します。
時間: 17:45~19:30
会費: 一般 ¥3,000 / 学生 ¥1,500※氏名・所属・連絡先 (電話番号/メールアドレス) を明記の上、事前に申し込んでください。(シンポジウムそのものの申込みは必要ありません)
FAX 078-803-6028 / MAIL svs@port.kobe-u. ac.jp - 主催・問合せ先
- 神戸大学 都市安全研究センター 学生ボランティア支援室
〒657-8501神戸市灘区鶴甲1-2-1
Tel: 078-803-6256 / FAX: 078-803-6028
E-mail: svs@port.kobe-u. ac.jp※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。