最近、緑茶の研究が進みさまざまな効果・効能があることがわかってきました。この講演を聴けば、毎日なにげなく飲んでいたお茶もいつもと違う発見や驚き見直しがあるはずです。
開催概要
- 日時
- 平成25年1月12日 (土) 14:00~17:00
- 主催
- 茶学術研究会、社団法人静岡県茶業会議所
- 共催
- 神戸大学ヘルスバイオサイエンス研究チーム
- 後援予定
- 社団法人日本茶業中央会、全国茶商工業協同組合連合会、全国茶生産団体連合会、神戸大学バイオプロダクション次世代農工連携拠点
- 会場
- 兵庫県民会館 9階 けんみんホール 兵庫県神戸市中央区下山手通4-16-3
神戸市営地下鉄 県庁前駅よりすぐ。JR線、阪神電鉄元町駅より徒歩7分。 - 定員
- 200名 (先着順、定員になり次第締め切ります)
- お申し込み方法
- FaxまたはE-mailで「茶シンポジウム参加申し込み」と記入し、参加者の住所・氏名・連絡先を記入のうえ、下記のあて先にお申し込み下さい。
〒420-0005 静岡市葵区北番町81番地 静岡県茶業会議所内 茶学術研究会事務局 担当 天野
Fax: 054-252-0331, E-mail: wbs01260@mail.wbs. ne.jp※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。
- 参加費
- 無料
- プログラム
-
時間 内容 14:00~14:05 開会のあいさつ 14:05~14:40 講演「緑茶とその成分による肥満予防効果」
静岡大学 茶山 和敏 (座長 神戸大学 芦田 均)14:40~15:15 講演「緑茶成分の動脈硬化症予防効果」
東北大学 池田 郁男 (座長 近畿大学 室田 佳恵子)15:15~15:25 休憩 15:25~16:00 講演「緑茶成分の糖尿病予防効果」
神戸大学 芦田 均 (座長 静岡大学 茶山 和敏)16:00~16:35 講演「緑茶成分の免疫調節作用とそのしくみ」
九州大学 立花 宏文 (座長 京都大学 村上 明)16:35~16:40 閉会のあいさつ ※順番及び講演題名は変更する場合があります
- 講演概要
- 「緑茶とその成分による肥満予防効果」
茶山 和敏 (静岡大学農学部准教授)緑茶とその成分は肥満予防効果を有し、様々な生理的機能を改善して脂肪蓄積を抑制していることが判明している。本講演では、緑茶とその成分による肥満抑制効果のメカニズムとより効果的な摂取方法をわかりやすく解説する。
- 「緑茶成分の動脈硬化症予防効果」
池田 郁男 (東北大学大学院農学研究科教授)緑茶に含まれるポリフェノールであるカテキンには血中の悪玉コレステロール低下、食後中性脂肪上昇抑制および抗肥満作用があります。これらは動脈硬化症予防に重要な役割を持つと考えられ、日本人の健康維持に貢献しています。
- 「緑茶成分の糖尿病予防効果」
芦田 均 (神戸大学大学院農学研究科教授)高血糖の持続は糖尿病の発症に繋がります。私たちは、緑茶の成分が高血糖を速やかに低下させることを見出しました。本講演では、この作用の仕組みを説明し、緑茶による高血糖を予防の可能性を示したいと思います。
- 「緑茶成分の免疫調節作用とそのしくみ」
立花 宏文 (九州大学大学院農学研究院教授)私たちのからだは免疫によって守られていますが、その作用が過剰になりすぎると花粉症に代表されるアレルギー症状を発します。本講演ではアレルギーを抑制する緑茶成分とその働くしくみについて解説します。
- 「緑茶とその成分による肥満予防効果」