神戸大学

地域展 (特別展)「義経の見た風景 ~小野市市場地区の古代・中世~」

2014年09月27日-11月06日

兵庫県小野市の市立好古館 (歴史系博物館) で、9月27日から11月16日の日程で、地域展 (特別展) 「義経の見た風景 ~小野市市場地区の古代・中世~」が始まりました。

神戸大学と小野市との間では、平成17年1月、社会文化に関する大学協定が結ばれています。また今年1月の合意により、協定は平成29年度まで更新されました。協定の締結以来、生涯学習教育の推進や文化遺産の活用、学生のインターンシップなどの面で、相互協力する連携事業がすすんでいます。

このうち地域展は、毎年、小野市内の特定地域を対象に選び、大学・行政・地域の人々が一体となり、それぞれの地域歴史文化の掘り起こしや、 地域遺産を通じたまちづくりをめざす、全国的にもたいへんめずらしい展示会となっています。

今回の展示会は、小野市内南部の市場地区を対象にして、古代・中世の発掘遺物、古文書や絵図などを素材にして、この地域の歴史文化との特質やその変遷を、分かりやすく展示する内容となっています。とくに源平合戦のとき、当地を通過したという源義経伝承にまつわる諸資料が詳しく示されています。

9月27日の開会式では、館長の挨拶や参列者の祝辞のあと、市場地域づくり協議会長や本学の地域連携推進室長の奥村弘教授などによりテープカットもおこなわれました。

同地区の歴史調査は、これから3年間かけて、江戸時代の村を単位とした聞き取り調査などをおこない、近世から現代にまで及ぶ地域文化の特色を明らかにして行く予定です。その過程のなかで、人文学研究科地域連携センターのスタッフ、あるいは同研究科の学生・大学院生なども協力することになっています。

展示会の会期は11月16日まで。開館時間は午前9時30分~午後5時。月曜休館 (祝祭日を除く)。入館料は高校生以上300円。詳細はPDFファイルをご覧ください。

開催概要

会期
2014年9月27日(土) ~ 11月16日(日)
会場
小野市立好古館 2階展示室
開館
午前9時30分~午後5時 (ただし、入館は午後4時30分まで)
入館料
一般(高校生以上)……300円、小・中学生……100円

※ひょうごつ子ココロンカード持参の小中学生は無料

休館日
月曜日 (但し、祝日の場合は翌日)
関連リンク
小野市立好古館

(人文学研究科地域連携センター)