Kobe University

2018年山口誓子特別展「誓子と書-『誓子流』の完成-」

2018年10月09日

誓子の書体は、年代により大きく異なっています。若い頃の誓子は、病も手伝ってか、揮毫を嫌がりました。しかし、戦後「誓子流」の確立を見るとともに、快く揮毫するようになります。

誓子が書についてどのように考えていたかを辿りながら、短冊や軸、書籍に加え、遺愛の品等約50点の資料から、誓子の書体が「誓子流」として完成に至るまでの過程を、五期に分けて紹介します。

また、今回は京都の鈴鹿野風呂記念館からお借りした貴重な資料により、若き日の誓子の書や、俳人仲間との交流も垣間見ることができます。関連俳人や書家の筆跡と併せ、誓子俳句と書の変遷をご鑑賞ください。

開催概要

チラシ (PDF)
場所
神戸大学 百年記念館 展示ホール [ 六甲台第2キャンパス No.57 ]
期間
平成30年10月9日 (火) ~ 19日 (金)
時間
午前10時~午後4時 (10月13日 (土) は午後5時まで)
主催
国立大学法人神戸大学
お問い合わせ先
神戸大学研究推進部研究推進課研究推進グループ
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
電話: 078-803-5393

期間中の催し

期間中下記の通り催しを行います。

申込方法等、詳細については上記お問い合わせ先にご連絡ください。

第30回山口誓子学術振興基金公開講演会

日時
10月13日 (土) 14:30~ (受付は13:30~) ※要事前申込 (定員300名)
会場
神戸大学百年記念館「六甲ホール」
講師
宇多 喜代子氏 (現代俳句協会特別顧問)
演題
「日野草城と山口誓子」

関連情報

山口誓子記念館/誓子・波津女俳句俳諧文庫
特別展開催中は毎日開館いたします。併せてご見学ください。
開館時間: 午前10時~午後4時 (10月13日(土)は午後5時まで)

(研究推進部研究推進課研究推進グループ)