神戸大学

食資源教育研究センターに新しいナシ園が完成しました

2009年04月02日

ナシ園 (梨圃場)

兵庫県加西市の農学研究科附属食資源教育研究センター (附属農場) に3月末、 新しいナシ園 (梨圃場) が完成し、中村千春・農学研究科長 (現理事、写真前列左から2人目) や関係職員が参加してお披露目がありました。

62アールの畑に2年間かけ、棚や灌水装置など最新設備を整備し、「王秋」(おうしゅう) と「新高」(にいたか) という品種を植えました。どちらも果実が1kgにもなる大玉で、とても甘いのが特徴です。10月中頃に収穫期を迎える晩生品種でもあり、現在センターで栽培されている「幸水」「豊水」に続いて出荷されるナシとして期待されます。苗木が成木化する数年後には、消費者の皆様にお届けできる予定です。

新圃場ではナシの新品種の育成を目的とした品種改良事業も進められ、神戸大学発のナシの新品種の誕生を目指します。

(食資源教育研究センター)