神戸大学

平成21年度の入学式を行いました

2009年04月08日

入学式の様子

神戸大学は4月7日午前10時から、平成21年度の入学式を、神戸市中央区の神戸ポートアイランドホールで催しました。11学部、13大学院研究科などに、合わせて4610名が入学。1日付で就任したばかりの福田秀樹学長や理事らから、祝福と励ましを受けました。

入学式は、福田学長が公の場で大学の将来像や運営方針について語る最初の機会になり、式辞では大学の総合力を活かした「フラッグシップ・プロジェクト」の立ち上げを表明しました。

入学式の様子

福田学長はまず、環境問題や戦争、貧困、少子高齢化など、世界や日本が直面する課題をあげ、「あらゆる知を結集して解決に立ち向かうことが、我々に課せられた大きな使命」とする認識を示しました。その上で、オール神戸の総合力を活かし、「持続可能なグリーンで安全・安心な地球環境」を構築するため、大学の「フラッグシップ・プロジェクト」を立ち上げる決意を明らかにしました。

式辞の後、混声合唱団アポロン、エルデの男性部員とグリークラブが学歌を合唱して新入生を歓迎し、約30分で式を終えました。

引き続き、オリエンテーションや応援団による学歌指導が行われ、午後からは各学部に分かれてガイダンスがありました。

入学したのは学部2652名、3年次編入177名、大学院修士・博士課程前期1293名、同博士・博士課程後期320名、同専門職学位課程 (法科大学院、MBA) 168名です。このうち、外国人留学生は学部に24名、大学院に239名が入学しました。会場には新入生のほか多数の家族らがつめかけ、約5000席がほぼ埋まりました。

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