神戸大学

国際協力研究科がソウル国立大学国際大学院と国際連携協定を結びました

2009年04月22日

国際協力研究科と韓国のソウル国立大学国際大学院が4月10日、研究科間の大学院教育連携に関する協定に調印しました。両研究科において教育および研究における連携が可能となり、プログラムごとに枠組みの詳細を決定していく予定です。

ソウル国立大学国際大学院と国際連携協定を

神戸大学とソウル国立大学は既に学術交流協定を結んでいますが、今回の連携協定はその具体化の一環でもあります。国際大学院は韓国を代表する国際問題・国際協力の教育研究機関であり、国際協力研究科とは専門分野や国際協力への貢献などで大変似通っています。

調印のために、ソウル国立大学国際大学院を代表して朴泰鎬Tae Ho Bark研究科長 (写真左から4人目) ら3名の教員が来日しました。田中康秀理事・副学長(教育担当、同5人目) を表敬訪問し、互いの大学の国際化について意見を交換した後、朴研究科長と五十嵐正博・国際協力研究科長 (同3人目) が協定に署名しました。

国際協力研究科は海外の大学との間に「知のネットワーク」を形成し、国際協力分野をリードする、傑出した専門的人材養成のための共同教育プログラムの構築を目指しています。具体的には、欧米及びアジア各国との間に三極連携の枠組みを形成し、修士課程におけるダブルディグリー (複数学位) と博士課程におけるアジア研究の共同教育プログラム (サンドイッチ・プログラム) を開発しています。欧米では昨年7月に英国イーストアングリア大学と協定を締結しましたが、今回はアジアの大学との連携における協定締結第一号となりました。詳細はこちらをご覧ください。

(国際協力研究科)